お笑いコンビ・麒麟の川島明が、13日に放送されるTBS系報道番組『図鑑で伝えるニュース』(14:00~)でMCを務める。

  • 『図鑑で伝えるニュース』でMCを務める麒麟の川島明(中央)

この番組は、日々のニュースに対するちょっとした疑問を子どもにも大人にもわかりやすく、図鑑の手法を駆使して楽しく解決する報道番組。MCを務めるのは、麒麟の川島明。バラエティ番組から情報番組まで幅広く活躍する川島が、安定したMCでわかりやすく進行する。ゲストには、ロッチ・中岡創一、人気YouTuber・ねお、小学生で子役の小鷹狩八、同じく小学生でエハラマサヒロの娘である江原美羽が登場し、スタジオを盛り上げる。

今回掘り下げるニュースのテーマは「新型コロナウイルス感染症」と「オリンピック」の2つ。日本で感染者が確認されてから1年以上が経ち、いまだ終息の糸口が見えない「新型コロナウイルス」について、「マスクをつける意味は、あるのか?」「ワクチンを打ったら、どうなるのか?」など、ニュースから抱く素朴な疑問を入り口に、図鑑を使って掘り下げていく。

その図鑑には、「M-1グランプリ2020」ファイナリストのおいでやすこがとインディアンスが登場し、マスクの起源から現在の形に至るまでの進化の歴史をコント混じりで紐解くほか、ウイルス感染やワクチンの仕組みなどを細胞やウイルスに扮した斬新なコントで解説する。さらに、マスクの効果を調べる実験では、お笑い芸人の永野が全力でネタを披露しながら、最も飛沫を抑えるマスクの素材を検証。その結果にスタジオ出演者は感嘆。あまりの衝撃に一同が騒然となる一幕も。また、ゲストの小鷹狩、江原も大人顔負けの意見で、中岡がタジタジに。

一方、昨年の開催が延期された東京オリンピック・パラリンピックについては、「オリンピックとは、どんな大会なのか?」「なぜやるのか?」などの疑問を、過去の大会映像や開催地の現地取材などから紐解いていく。選手をはじめ、オリンピックをきっかけに人々の生活がどのように変わってきたのか、新たな技術や施設が生んだ社会の発展、そして負の側面も追跡する。さらに、JOC(日本オリンピック委員会)の山下泰裕会長に「コロナ禍で五輪を開催する意味」について迫る。

■川島明(麒麟)コメント
今回、子どもたちに教える立場だったんですけど、自分も知らないことばかりで、説明しているうちに理解できたこともたくさんありました。M-1ファイナリストの2組も体を張っていただいて、そのおかげで説明がわかりやすくなりました。江原美羽ちゃんと小鷹狩八くんが真理を突いたコメントをしてくれて感心しましたし、「なんでこれができないの!」とか、「こうやったらいい」とか遠慮なく言ってくれるので、子ども目線だと面白いですね。中岡さんはとにかくタジタジだったと思いますが(笑)。色々な世代がいて楽しく学べました。印象に残ったコーナーは「マスク」です。自分も付けていて、正しい付け方も学んでいないまま、色々な友達にこうやった方がいいとか、こういう素材がいいとか言っていましたけど、完全に一つの結果が出ていましたね! これを見て考え方が変わる人がたくさんいるかと思います。
ヒーローショーのような解説部分もありますが、意外と番組を見終わった後、わかりやすくてかなり勉強になっているかなと思います。ワクチンについても今更聞けない質問や基礎知識を学べるチャンスだと思いますので、ぜひご家族と見て考えていただきたいです。

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