俳優の福士蒼汰が主演を務める、テレビ東京系2021年1月クールスペシャルドラマ『神様のカルテ』(2月15日20:00〜)の出演者が2日に明らかになった。

  • ドラマ『神様のカルテ』

    ドラマ『神様のカルテ』

同作は現役の医師・夏川草介のベストセラー小説で映画化もされた『神様のカルテ』シリーズの実写化作。原作計4冊の長編を、2時間×4話=計8時間のSP連続ドラマとして放送する。信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く内科医・栗原一止(福士蒼汰)が患者や恩師との別れ、地方医療の現実を経験し、「良い医者とは何か?」を追い求める軌跡を描く。

第二夜・第三夜ゲストに、一止にとって同期であり、大学時代からの数少ない友人でもある、優秀な血液内科・進藤辰也役として中村蒼が出演。第二夜ゲストには古狐先生(イッセー尾形)を支える妻・内藤千代役に高橋ひとみ、辰也が主治医を務め、再生不良貧血で入院している患者・四賀藍子役に藤井美菜、甘い物好きで医師に注意されながらも、明るく振る舞う糖尿病患者の会田彦一役に大橋彰(アキラ100%)、結婚して70年。歌が好きな妻のために木曽節を歌い続ける留川孫七役に品川徹が出演する。

さらに、第二夜以降に登場する個性的なキャスト陣として一止のいきつけの居酒屋・九兵衛のマスター役には坪倉由幸、そのほか山崎銀之丞、黒田大輔、実咲凜音など、お芝居巧者なキャスト陣が揃った。

第二夜では、進藤辰也が医師不足の本庄病院に加わることになり、喜ぶ一止や看護師たち。しかし、辰也の言動には不可解な点が多く、そこにはある秘密が隠されていた。さらに古狐先生と妻・千代の物語も描かれていく。

の初回に向けて、ポスタービジュアルも完成。仲睦まじい一止とハルの背景には、本庄病院に関わる人々、病院の様子に加え、信州の美しい景色が。画用紙に描かれた水彩画風の柔らかいタッチで、優しさ溢れる作品の雰囲気が凝縮されたビジュアルになっている。

中村蒼 コメント

僕が演じる進藤辰也が登場する2話は様々な愛が軸となっています。
今作を観て、どうしても忘れがちになってしまう自分の周りにあるささやかな愛に気がつく人がいてくれると幸いです。
そして辰也と一止の間に"良心に恥じぬという事だけが我々の確かな報酬である"という言葉が出てきます。何が正しくて何が間違っているかが問題ではなく、自分に嘘をつかずに生きられるかが大切なんだと僕はこの2人から教わりました。
綺麗事だけでは済まされない医療の現場で踠き苦しみ自分なりの進むべき道を見つけようとする辰也を是非見守ってあげてください。

高橋ひとみ コメント

台本を読ませていただいた時に、心がほどけていくような、とても居心地の良いそんな気持ちになりました。
医療現場で働く人々の葛藤 苦悩 神経をすり減らして働いている夫を千代は理解して信頼しとても愛している、夫の一部の様な人だなと思いました。
一止と榛名の未来がなんとなく古狐先生と千代夫妻の様な気がしてきます。
常にお互いを一番に思いやる夫婦。
2人の空気感が内藤夫妻の空気感と とても似ているような気がするのです。
とにかく誠心誠意 夫を愛する千代を演じたいと思います。

藤井美菜 コメント

今回、四賀藍子を演じるにあたり、台本、原作と読ませていただきました。
そこには、患者の立場では知り得なかった、病院という組織の構図がありました。
お医者様の内面にも目が向けられ、医師としての葛藤や苦悩が、丁寧に描かれています。責任と誇りを持って誠心誠意、患者と向き合っている本庄病院の先生方の姿に、心打たれました。 私自身は第2話のみの登場になりますが、全放送を見届けて、今一度、命の在り方というものについて考えてみたいと思います。

大橋彰 コメント

僕が演じたのは、病気を抱えながらも明るくどこか憎めないチャーミングな会田さん。それぞれの人がそれぞれの思いを抱えながら生きている病院の中で、会田としてこの『神様のカルテ』の1ピースになれたことを光栄に思います。
緊張しながらの撮影でしたが、見ている方に温かい気持ちになっていただけたら嬉しいです。 本当に素敵なドラマですのでたくさんの方に見ていただきたいです!

坪倉由幸 コメント

出番は少なめですが、とても素敵な役をいただきました。
この役をいただき、台本を読んだ時、すぐにある人が頭に浮かびました。それは僕らのトリオ名『我が家』の名前の由来でもある、東中野にある居酒屋『我家』のマスターです。
いつも美味しい料理を出してくれて、言葉数は少ないけど、優しい口調でたまに心に刺さることを言ってくれるマスターそのものだと。そんな素敵なマスターをイメージしながら役作りをしました。
全国の皆さん、そして我家のマスター、ぜひご覧ください!

田辺勇人プロデューサー(テレビ東京 制作局 ドラマ室) コメント

「患者を救うために、大切な人を犠牲にしてもいいのだろうか」
第二夜では、中村蒼さん演じる進藤辰也と一止が久しぶりに再会するところからドラマが始まります。
「医学部の良心」とも呼ばれ親友だった辰也から突き付けられた1つの問いに、一止は真剣に向き合い、悩みながらも自分なりの答えを見つけていきます。
また、一止とハル、古狐先生と千代、辰也と千夏という事情の異なる3組の夫婦の姿を通して、「友情とは」「家族とは」「仕事とは」という重層的なテーマを、丁寧に描きます。
そんな第二夜にも豪華なキャストの方々にお集まり頂きました!嬉しい再会があれば、悲しい別れもあります。
放送を楽しみにお待ち頂けると幸いです。

第一夜の放送まで、2週間を切りました。「神様のカルテ」の中で生きている人や亡くなっていく人の姿や想いを通して、
皆さんの心を優しくノックするような作品になればと思っております。キャスト、スタッフ全員で誠意を込めてお送りしますので、
ぜひご覧ください。宜しくお願い致します。