今年いっぱいで活動休止するアイドルグループ・嵐が31日、『第71回NHK紅白歌合戦』(19:30~23:45 ※中断ニュースあり)に出演した。

『第71回NHK紅白歌合戦』ロゴ

12回目の出場、そして活動休止前最後の紅白で、「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」として、NHK2020ソング「カイト」、「君のうた」、「Happiness」を披露。“未来への希望を込めて”パフォーマンスした。

一人ひとりメッセージも。

櫻井翔「小さなカイトに今、時代の風が容赦なく吹き付けているかのようです。昨年1月に活動をあと2年だけと発表し、夢を掲げて懸命に走り続けた僕たちも戸惑いと絶望に襲われました」

大野智「大事な人を突然失って茫然としたメンバーもいた。そんな僕らのそばで消えずにいてくれたものがありました。たくさんの熱い声援と希望を語り続ける歌でした。嵐という奇跡のような場所です」

相葉雅紀「おかげで僕たちは、もっともっと深い悲しみに苦しんでいる人々に思いを寄せるほうへとかじを切ることができるようになりました」

二宮和也「かなわなかった夢も嵐の21年の歴史の一部です。そこにはこの時間で学んだ知恵や勇気、慰めや思いやり、すべてしっかりしるしておこうと思います」

松本潤「あと2時間あまりで年が明けて僕たちの嵐はいったんやみます。嵐が去ったあとに虹のかかった美しい空がどうかみなさんの前に広がりますように。明けない夜はないと信じて」

さらに5人は、「紅白をご覧のみなさま21年間大変お世話になりました」「内村さん、紅白スタッフのみなさんお世話になりました。ありがとうございました」などと感謝の思いを伝えた。

今年の紅白は、番組史上初の無観客で開催。テーマは「今こそ歌おう みんなでエール」。総合司会はお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良と同局の桑子真帆アナウンサー、紅組司会は二階堂ふみ、白組司会は大泉洋が務める。内村は4年連続4回目、桑子アナは68回、69回に続いて3回目、二階堂と大泉は初となる。

(C)NHK