アイドルグループ・嵐が30日、年末恒例の『第62回輝く! 日本レコード大賞』(TBS 17:30~22:00)に出演し、「特別栄誉賞」を受賞。活動休止を目前に控えた心境を語った。

年内で活動休止する嵐が『レコード大賞』初出演。日本レコード大賞実行委員会により、長年にわたる活躍で広く大衆の支持を得て、音楽文化の発展に多大な貢献をもたらした人に贈られる賞として新設された「特別栄誉賞」を受賞し、大野智は「信じられない。子供のときから『日本レコード大賞』は知っているし、それプラス、特別栄誉賞なんてちょっと理解ができない感じ」と恐縮していた。

活動休止を目前に控えた心境を聞かれると、櫻井翔は「2年くらいの期間をかけて本当にたくさんの方に感謝の思いを伝えて、『ありがとう』という思いを伝えてきたんですけど、逆に『ありがとう』と言っていただく機会も本当に多くて胸がいっぱいです」と述べ、「明日にはずっと前から構想を練っていたライブも控えていますので 明日感謝の思いを5人で爆発させたいなと思っています」と、生配信ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」への意気込みを語った。

相葉雅紀は「もちろん寂しい気持ちもありますし12月31日というのがあんまり現実味がなかったんですけど、とうとう来るのかという気持ちもあるし、言葉で表すのは難しいですけど、まだまだ明日もいいコンサートをやらなといけないので、そこに向かって気持ちを高めています」と話した。

また、松本潤は「21年間たくさんの方に支えていただいてこれまでやってくることができました。本当にありがとうございます。少し形は変わりますが、これからも前を向いて進んでいこうと思いますので、これからも嵐をよろしくお願いします」とファンにメッセージ。櫻井翔「栄えある賞を頂戴しまして胸がいっぱいです。来年以降も僕たち嵐の音楽が胸に、耳に響き続けてくれたらなと願っております。これからも嵐の音楽を愛していただけたらと思います」と願いを込めた。

そして、「嵐レコ大スペシャルメドレー」とし、「果てない空」「Love so sweet」「A・RA・SHI」の3曲を披露。歌唱前に松本が「21年僕ら活動させていただいた。この21年に対する賞だとうかがったので、僕らにとって思い入れのある自分たちが何度も歌った曲、また、今年たくさんの方たちが大変な思いをされた1年だったと思います。なので2021年が少しでもみなさんにとって明るい日々になるように気持ちを込めて届けたい曲を歌いたいと思います」と説明し、パフォーマンスの途中にも「今日は本当にどうもありがとうございます。そしてこれからも僕たちの音楽がみなさんの心に存在し続けますよう」と思いを伝えた。

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