1月1日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『ザ!鉄腕!元日!DASH!!』(18:00~21:00)では、TOKIOの城島茂と桝太一アナウンサーが、東京湾の立入禁止エリアにテレビ初潜入する。

  • 軍事機密施設に立つ城島茂と桝太一アナウンサー=日本テレビ提供

今回は、東京湾にある“幻の地”、民間人立ち入り禁止のエリアに防衛省・財務省からテレビ初の特別許可を得て、独占調査。そこは、海上自衛隊が厳重に管理する神奈川県横須賀市内、海岸沿いの一角。スマホの地図を見てみても、その場所は空白だ。そんな民間人立ち入り禁止のエリアを調査したいと、ダメ元で交渉したところ…まさかの特別許可が下りた――。

2020年の年の瀬、緊張の面持ちの城島&桝アナが、海上自衛隊の隊員によって厳しく閉ざされた門をくぐり、その内部へ。そこは、旧陸軍が残した砲台や謎の穴が点在し、その先には100年以上、研究者すら入ったことのない手つかずの自然が残された海岸がある。

そして、現場にいた誰もが息をのんだのは、海岸の奥にそびえる旧陸軍の最高機密「東京湾要塞 海上聴測所」。100年近く手つかずの自然環境と歴史遺産がひっそりと残る東京湾の一角を、城島と桝アナが率いるDASH海岸チームが陸上からと潜水で徹底調査する。

神奈川県横須賀市。海上自衛隊が厳重に警備する入口に到着すると、まず顔と名前の確認。点呼をとったらいよいよ立ち入り禁止エリアへ潜入。カメラの前に姿を現したのは、観音崎第3砲台。明治初期に海外からの船の侵入を防ぎ、東京湾を守るために作られた東京湾要塞最初の施設・観音埼砲台。しかも、目の前にある大砲は、いまも現役。外国からの賓客が到着した際には海上自衛隊が敬意を表明する礼砲を撃っている。この砲台のある場所からは横浜にあるDASH海岸、千葉の館山など、東京湾が一望できる。

さらに、観音崎砲台から険しい道を越えてたどり着いたのは、明治初期から100年以上手つかずの海岸。ここには民間人はもちろん、研究者や自衛隊関係者も足を踏み入れてはいけない。100年近く手つかずの自然環境が残る東京湾の一角には、DASH海岸の目指すべき姿が。海洋生物研究者も腰を抜かす生き物の数々。まさに宝の山だ。

手つかずの磯の先には…東京湾にポツンとたつ、軍事機密施設が。財務省と防衛省の特別な許可のもと、テレビ初潜入。潜水と水中ドローンの二手にわかれて海中調査へ。そこには驚きの景色が広がっていた…。

コメントは、以下のとおり。

■城島茂
地図にも載らないエリアには100年以上守られた海と多種多様な生命がありました。 そして時代を物語る歴史的遺産は我々に無言のメッセージを伝えてくれました。 政府協力のもと、実現した今回の元日DASH海岸!乞うご期待!!

■桝太一アナウンサー
またまた城島リーダーとスゴい経験をしてきました!
例えるなら、まだ誰一人中身を見たことがない“100年前のタイムカプセル”を開ける瞬間のワクワク感…。
今回は生き物だけでなく、その時代を生きた人たちの息遣い、
変わったもの、変わらなかったものに触れられます。必見です!

■財務省 関東財務局横須賀出張所 所長 鶴田学氏
DASH海岸は、自然環境の再生に関する取組みとして大変素晴らしく、
今回の番組の目的である「海域の歴史を学び、環境状況を調査する」ことについては、
地域貢献が使命でもある財務局としても協力したいとの思いに至りました。
今後とも、DASH海岸での取組みが、日本の海の再生に寄与することを期待しています。

■防衛省 横須賀地方総監 海将 杉本孝幸氏
鉄腕ダッシュの中でも『DASH海岸』は非常に興味深く拝見させていただいており、
その試みは海を仕事の場とする我々海上自衛隊としても協力したいと思えるものでした。
今回の調査が、日本の海を豊かにする一助となることを期待しています。