大みそか深夜の終夜運転を予定していた東京メトロ、京急電鉄、京成電鉄、京王電鉄など首都圏の各鉄道事業者が12月18日、新型コロナウイルス感染症の状況や、国土交通省および1都3県知事からの共同要請を踏まえ、終夜運転を取りやめると発表した。

  • 東京メトロをはじめ、首都圏の各鉄道事業者が大みそかの終夜運転を

終夜運転は東京メトロの全線、京急電鉄の泉岳寺~横浜間と京急川崎~小島新田間、京成電鉄の京成上野~京成成田間と押上~京成高砂間、京成高砂~京成金町間、京王電鉄の新宿~高尾山口間と新線新宿~笹塚間、北野~京王八王子間などで実施予定だったが、いずれも取りやめに。京成電鉄が大みそか深夜に運転を予定していた「シティライナー」、元日早朝に小田急電鉄の特急ロマンスカーを使用して運転予定だった「ニューイヤーエクスプレス号」「メトロニューイヤー号」といった列車も運転中止となる。

その他、りんかい線も終夜運転を行い、JR埼京線と相互直通運転を行う予定だったが中止に。多摩都市モノレールも終夜運転の中止、東京モノレールも1月1日早朝の臨時列車の運転取りやめを発表している。東京都交通局も12月18日、例年実施していた都営地下鉄の終夜運転と、日暮里・舎人ライナーの終車時刻繰下げを行わないと発表した。