22日に最終回を迎えるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『姉ちゃんの恋人』(毎週火曜21:00~)がこのほど、オールアップを迎え、主演の有村架純のほか、林遣都、奈緒、貴橋海人(King & Prince)、日向亘、南出凌嘉の6人がそろって撮影を終えた。

  • (左から)奈緒、林遣都、有村架純、高橋海人、日向亘、南出凌嘉=カンテレ提供

約3カ月に及ぶ撮影の最後は、主人公・桃子(有村)が暮らす安達家で行われるクリスマスパーティーのシーン。ラストカットのOKが出ると、無事にクランクアップを迎えた6人は監督からそれぞれ花束を渡され、拍手に包まれた。

その後のあいさつで、有村は「皆さん、本当にお疲れ様でした。こういう世の中になった中で、大きなトラブルもなく、毎日順調に撮影を進めることができ、無事にこうして終わる日を迎えられて何よりです」と、座長としてコメント。続いて、「主演をやらせていただくときは覚悟や責任をしっかり背負っていかなきゃいけないと思っていたんですけど、結局皆さんに助けてもらうことが多く、やっぱり自分は周りとの出会いや学びによって生かされているんだなと感じました」と、周囲の共演者やスタッフに感謝した。

そして、主演として作品に向き合い続けた日々を振り返り、「きっと私たち役者にとっても、現場のスタッフにとっても挑戦だったのかなと思います。ですから、その挑戦を一緒にゴールしてくださったことを心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました」と、約3カ月にわたる“挑戦”を無事終えたことを満足げに語った。

有村演じる桃子の恋の相手・真人を演じた林は「本当にすてきな出会いがいっぱいあって、幸せな3カ月間でした。この物語に出ているみんなが本当に大好きで、つらいことはほとんどなくて…本当に居心地がいい現場でした。心から皆さんに感謝しています。ありがとうございました」と、撮影を振り返って感謝。

桃子の親友で、桃子の弟・和輝(高橋)の彼女となったみゆきを演じた奈緒は「本当にどのシーンも楽しくて、どのセリフもひとつひとつ大好きでした。脚本をもらうたびに、『人ってこんなに幸せになっていいんだな』と、幸せに希望を持てるドラマでした。現場も初日からずっと笑顔であふれていて、すごく楽しかった思い出ばかりです。本当にありがとうございました」とコメント。

安達家の長男・和輝を演じた高橋は「安達和輝を演じさせてもらうことは、僕にとっては大きなチャレンジでした。しかし、キャストやスタッフの皆さんが期間中ずっと鼓舞してくださったおかげで頑張れました。本当に…やばい、主演じゃないのに泣いちゃいそう…」とあいさつの途中に涙ぐむ瞬間もあったが、周囲がほほ笑ましく見守る中、「すてきな皆さんと出会えてよかったです。もしよかったら、またご一緒にお仕事させていただきたいなと思います。本当にありがとうございました!」と、最後は笑顔で締めくくった。

そして、安達家の二男・優輝を演じた日向は「暑い夏から寒い冬まで、素晴らしいスタッフの皆さんと豪華な共演者の皆さんと、こんなにすてきな作品を一緒に作り上げることができ、すごく光栄に思います。またいつか皆さんとご一緒できるように頑張りたいと思います。本当にありがとうございました!」、三男・朝輝を演じた南出は「8月に初めて皆さんとお会いしてから本当の兄弟のように接していただいて、とてもうれしかったです。この撮影に来るのが毎回楽しみで、あっという間の撮影期間でした。ありがとうございました!」と、笑顔であいさつした。