俳優の中川大志が、16日に放送されたTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(毎週月曜～木曜 8:30～)に出演。NHK大河ドラマ『真田丸』で共演した堺雅人について語った。
中川大志
中川は堺について、「1番影響を受けたというか、刺激をもらったというか、かっこよかったなと思ったのが、口で言って引っ張ってみんなを鼓舞して、という方ではないんですよ。本当に芝居で魅せる。堺さんって本っ当にNGを出さないんですよ。それで周りに緊張感が出てくるんです。『堺さんがあれだけNGを出さないから俺たちもNG出せない』って」と述べた。
続けて中川は、「ただ、堺さん自身がずっと自分の世界に入られている方かといえば、そうではなくて。カメラが回っていないところではすごくリラックスしてらっしゃって、途中から入ってくる役者にすごく気を遣って話しかけてらっしゃった」と述懐し、「でも、いざ本番に入ったら『いつそんな準備をしているんだろう』というぐらいのパフォーマンスを見せる方。結局、そこについていきたくなるじゃないですか。すごく影響を受けましたね」と明かした。
パーソナリティの伊集院光から「自分が座長の仕事のときにはその姿を思い浮かべる?」と問われると、中川は「思い浮かべますね。意識はしているんですけど、やっぱりなかなか真似できるものではないですね」と話していた。
