俳優・歌手の木村拓哉が、20日に放送されるフジテレビ系情報番組『Mr.サンデーSP 実録・ドラマ「教場」警察学校の真実』(21:20~23:29)で、リアル“教場”を取材する。

  • 木村拓哉(左)=フジテレビ提供

スペシャルドラマ『教場II』(1月3日・4日放送)で、神奈川県警警察学校の冷徹で“最恐”の教官・風間公親を演じている木村。今回は、木村が実際に「宮城県警察学校」を訪れた際の模様と、番組が学生たちに3カ月間密着して取材した内容をVTRで紹介する。

宮城県警察学校は、東北地方最大の規模を誇る警察学校。警察官の採用試験に合格した学生たちが、寮で同期と寝食を共にし、一人前の警察官を目指している。ドラマ『教場II』の劇中でも使用されたメガネを掛け、「リアルな教場がこのメガネ越しにどのように映るのか、すごく楽しみ」と語る木村は、教官の案内のもと、本当の“教場”に足を踏み入れる。「今日1日こちらにお邪魔することになりました」とあいさつし、「(担任の)小山教官は皆さんにとってどんな教官?」と学生たちに問いかける。

この日は、校内にある交番を模した建物で、届けられた落とし物の処理法を学ぶ授業が行われていた。学生が落とし物の拾い主役と警察官役に分かれて行うロールプレーイング形式の授業だが、木村は「自分が一般人役をやりましょうか?」と自ら提案し、授業に参加することに。教官役の血が騒いだのか、警察官役の学生へ鋭い質問をする場面も。授業を終えると、「一般人役も大変ですね」と振り返っていた。

また、木村はドラマ『教場』でも描かれた“集団走”を見学。集団警備力を鍛えるため、ジュラルミン製の重さ約5キロもある盾を持ちながら走るという過酷な訓練を受ける学生を目の当たりにした木村は、「これはきついぜ」と舌を巻く。そして集団走を終えた学生に話を聞き、「これが今使っていた盾ですか?」と実際に盾を持ってみるが…。「これ5キロじゃすまないですよ」と驚く木村の表情にも注目だ。

その後も木村は、鑑識作業の体験や食事の時間を通して学生たちと交流していき、「なんで警察官になりたいと思ったの?」と問いかける場面も。それぞれの思いを持って警察官を目指す学生たちの本音も垣間見える。

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