女優の高畑充希が、このほど主演ミュージカル『ウェイトレス』のスチール撮影に参加。14日に29歳の誕生日を迎えたことを受け、20代ラストイヤーの抱負を述べた。

  • 『ウェイトレス』で主人公を演じる高畑充希

2021年3月9日から東京・日生劇場ほかで上演される『ウェイトレス』は、アメリカ映画『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』(07)をベースに製作されたブロードウェイミュージカルで、今回が日本初演となる。現地に赴き何度も同作を観劇したという高畑が主人公ジェナを演じ、その夫役を渡辺大輔、産婦人科の医師を宮野真守が務める。脇を固めるのは、宮澤エマ、LiLiCo、浦嶋りんこ、おばたのお兄さん、勝矢、村井國夫といった豪華メンバーたち。

アメリカ南部の田舎町でとびきりのパイを提供するウェイトレスのジェナは、ダメな夫に苦しみながらも妊娠していることに気づき、妊娠は嬉しくないが産むことを決める。産婦人科の若い医師と惹かれ合い、「全国パイづくりコンテスト」で優勝して賞金を獲得できたら夫と別れようと決心するが……という、悩める現代女性を全力で応援するコメディ・ミュージカルだ。

今回到着したのは、お祝いとなる29本の青いバラを抱える凛々しい表情のカット。ネームプレートをつけた舞台のビジュアルは、今回初公開となる。

高畑は「皆さんにお祝いしていただけて、この作品の世界観に入れて、素敵な写真を撮っていただけて、テンションが上がりました」とこのカットを振り返り、「2020年は足踏みしたような感覚の1年でしたが、その分色々新しく学べたこともありました。29歳は元気に爆発していけたら」と意気込みをコメント。

さらに「2020年は、なくなってしまったミュージカル作品もあったので、久々のミュージカルである『ウェイトレス』で楽しく劇場で皆さんと盛り上がっていければ」と、久しぶりの舞台に気合十分な様子を見せた。