女優の柴咲コウが主演する日本テレビ系ドラマ『35歳の少女』の最終話が、きょう12日(22:00~)に放送される。

  • 柴咲コウ(左)と坂口健太郎=日本テレビ提供

望美(柴咲)は、多恵(鈴木保奈美)を亡くした喪失感に沈みながらも、両親が残した家に愛美(橋本愛)と共に住むことを決める。一方で結人(坂口健太郎)との再会を望むが、中途半端な自分のまま連絡する勇気が持てずにいた。

今村家では、家族として再生を始めた3人が食卓を囲んでいた。進次(田中哲司)と達也(竜星涼)は、それぞれある決意を胸に抱いているがまだ言い出せずにいた。

デザイナーとして就職先を見つけられない愛美は、相沢(細田善彦)と遭遇。藤子(大友花恋)と破局したことを知った愛美は、新しい会社で一緒に営業をしないかという誘いに心が揺れる。そんな中家に帰ると、母を死なせてしまった罪悪感と虚無感から放心している望美を見て、愛美は姉を元気付けようと結人に電話するが、2人は頑なに会うことを拒む。

教え子がいじめを苦に転校を決めたことに悩む結人は、自分にできることはないのかと無力感を感じていた。生徒の家に行き、助けになろうと必死に説得する結人であったが、生徒は部屋から出てくることはなかった。翌日、結人は退職願を手に最後の授業に臨む。

それぞれが自分の生き方を模索する中、望美の元にある結婚式の招待が舞い込み、そこで結人との再会を果たすことになる。壮絶な人間ドラマの最後の幕が上がる…。