女優の木村文乃が主演するテレビ朝日系ドラマ『七人の秘書』の最終回拡大スペシャル(21:00~22:09)が10日に放送され、番組平均視聴率は個人9.1%、世帯16.7%をマークした(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。

  • 左から室井滋、広瀬アリス、木村文乃、シム・ウンギョン、大島優子、菜々緒=テレビ朝日提供

これまでの5話の個人8.3%、世帯15.2%を上回り、番組最高を更新した。また、全話個人平均は7.9%、世帯平均は14.5%となった。

リーダー不在の日本社会の裏で暗躍する“影の軍団”を描いていく同ドラマ。“影の軍団”の正体は、さまざまなトップに仕えて組織に溶け込み、目立たぬことを極意とする名もなき「秘書」たちで、木村、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子がそれぞれ演じた。

最終回では、財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)の暗躍によって、秘書たちが表の仕事を失う事態に。さらに、7人の元締めである萬敬太郎(江口洋介)も、ようやく姿を現した親友で千代の兄・望月一男(マキタスポーツ)が長年抱えていた“思い”を知り、しばらくラーメン店を休業する決意を固めた。

しかし窮地に追い込まれながらも、それぞれの持ち場で力を発揮し、ついに“影の軍団”が、敵の本丸に乗り込んで行くというストーリーだった。