元SMAPの草なぎ剛が、6日に配信されたABEMA『7.2新しい別の窓』(毎月第1日曜15:00~7.2時間生配信)で、ゲスト出演した俳優・佐藤浩市とのエピソードを語った。

  • 佐藤浩市

今回、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人と“本音”でトークを交わす「ホンネトーク」に佐藤がゲスト出演。2017年に配信された『72時間ホンネテレビ』以来、約3年ぶりに“新しい地図”の3人と共演を果たした。

草なぎは、2013年に放送された主演ドラマ『神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~』(関西テレビ・フジテレビ/2013)で佐藤と共演。手塚治虫役を演じた草なぎは「手塚治虫さんの役ってとても難しいじゃないですか。そのときに浩市さんが『草なぎの手塚治虫をやればいいんだよ』と言ってくれて。すごく自信が持てました」と、佐藤からのアドバイスを明かした。さらに、草なぎが「その言葉って僕の中ですごく残っていて。何の役でも僕でいいんだなとすごくヒントになる言葉をいただいたんです」と熱く語ると、佐藤も「結局そこでしかないからね」と返した。

役者として40周年を迎えた佐藤に、3人が「長く続けられる秘訣はありますか?」と尋ねると、佐藤は「やっぱり運だよね。続けていけるような出会いの運があった。それが作品であろうが人であろうが」と答えた。

そして、プライベートでも親交のある香取が「これまでに何度かお酒の席で、浩市さんが『役者やめてやる』と言っていたのを聞いたことがあって。そういうのも普段からどこかにあるのかなって」と尋ねると、佐藤は「たぶんいつでもやめてやるよ、という潔い自分を持っていたいという願望。でもそれは逆に言うと絶対やめられないなという自分がいるということ。もうすぐ60歳になって、また歳は重ねていくしかない。三國は90歳で逝去したけど、そのギリギリまでカメラの前に立ちたがってるわけよ。それを見ていて、きっと俺もこうなんだろうなって。そう自分で思ってるから、酒の場で出てくるんだろうね」と役者への強い思いを明かした。

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