11月30日発表、「オリコン年間“本”ランキング」の総合部門にあたる「年間BOOKランキング 2020」にて、『鬼滅の刃』のノベライズ短編集第1弾『鬼滅の刃 しあわせの花』、第2弾『鬼滅の刃 片羽の蝶』が、それぞれ期間内売上92.3万部、91.3万部で1位、2位独占を記録した。

  • 原作:吾峠呼世晴 小説:矢島綾『鬼滅の刃 しあわせの花』(集英社/2019年2月4日発売)

  • 原作:吾峠呼世晴 小説:矢島綾『鬼滅の刃 片羽の蝶』(集英社/2019年10月4日発売)

ノベライズ作品による「年間BOOKランキング」での1位獲得、1位2位独占は、2008年の集計開始以来史上初となる。

また、「年間コミックランキング 2020」での1位とあわせ、こちらも史上初の「年間BOOKランキング、コミックランキング同時1位」も達成している。

1位の『鬼滅の刃 しあわせの花』は、昨年10/14付「週間BOOKランキング」で初TOP10入りとなる9位にランクイン以降、6週連続でTOP10入り。今年度は5/25付で初の1位を獲得したほか、通算31週でTOP10入りを記録した。

2位の『鬼滅の刃 片羽の蝶』は、昨年10/14付の「週間BOOKランキング」で初登場1位を獲得して以降、11/11付まで5週連続1位を獲得。今年度も2019/12/16付から7/20付まで、2度1位を獲得したほか、32週連続でTOP10入りと、2作揃ってセールスを伸ばし、今年度の「上半期ランキング」では、順位は逆ながら1位2位を独占した。

なお両作品は、1/6付から5/4付まで、18週連続の同時TOP10入りも記録しており、さらに「年間BOOKランキング 2020」では、同シリーズ第3弾として7月に発売された『鬼滅の刃 風の道しるべ』も、期間内売上60.7万部で5位にランクイン。「同シリーズ作品の年間BOOKランキング3作同時TOP5入り」は、2008年【※】以来12年ぶりとなった。

また同ランキング「作家別」でも、『鬼滅の刃』ノベライズの著者・矢島綾が、期間内売上264.1万部を記録し、上半期に続き1位を獲得している。

【※】2008年の年間BOOKランキングでは、Jamais Jamais著『B型自分の説明書』、『A型自分の説明書』、『O型自分の説明書』が2位、4位、5位を獲得。

原作:吾峠呼世晴 小説:矢島綾/集英社JUMP j BOOKS

オリコン調べ:集計期間:2019/12/2付~2020/11/30付>