俳優の眞栄田郷敦が、日本テレビの2夜連続ドラマ『星になりたかった君と』(来年1月4日・5日24:59~25:29)で、地上波ドラマ初主演を果たすことが30日、明らかになった。

  • 眞栄田郷敦(左)と日向坂46・渡邉美穂

このドラマは、日本テレビ・アニプレックス・LINEによる小説コンテスト「第1回令和小説大賞」の受賞作。人生につまづき迷い続ける秀星と、心臓病で入退院を繰り返して将来が見えない那沙という星に魅せられた2人の運命的な出会いから始まるラブストーリーだ。

主人公・秀星を演じるのは、眞栄田。ヒロインの那沙は、日向坂46の渡邉美穂が演じる。ほかにも、板垣瑞生、高月彩良、嶋田久作が出演する。

眞栄田と渡邉のコメントは、以下のとおり。

■眞栄田郷敦
はじめてこの作品の脚本を読ませていただいたとき、ラブストーリーではあるのですが、とても奥深い、いろんなメッセージが込められている作品だなと感じました。
僕が演じる秀星という役は、天文学者になりたいという大きな夢を持っていて、進路や人生に悩み、人間関係も苦手でなかなか人に心を開けないという役どころです。
「星が好き」という軸がある上で那沙と出会い、那沙の独特な考え方にどんどん惹かれていって、人間関係が苦手な秀星の那沙への接し方、考え方などが変わっていくグラデーションを意識して演じています。
秀星とは歳が近く、秀星が感じているやりたいことへの葛藤や人間関係の難しさを感じることは僕にも経験があったので、役柄的に自分自身と重なるところも多かく、演じやすかったです。
今回、地上波ドラマで初めて主演を務めさせていただきますが、特別に気負うことなく、いつもと同じように、作品や役柄を大事に、撮影に入りました。現場はとても雰囲気がよく、役が合っているというのもあるかもしれませんが、とても居心地がいいです。
スタッフさんやキャストの皆さんと一緒に、この作品をよい形でお届けできたらなと思っています。

■渡邉美穂
今回、このドラマのお話をいただいて、素直に嬉しかったです。
演技のお仕事がとても好きなので、こうして挑戦する機会を頂けた事をありがたく思います。
この作品の不思議な世界観にドキドキしながら、じっくり台本を読ませていただきました。
最初はプレッシャーも感じましたが、程よい緊張感を持って撮影に臨めていると思います。
私が演じる琴坂那沙は、明るくてとても芯の強い子だなと思います。自身の病と闘う彼女の姿からは、「生きたい」と切に願う真っ直ぐな想いが伝わってきました。
那沙のしなやかな強さをどう表現するか悩みましたが、監督からもアドバイスを頂きながら作り上げていきました。
この作品から、人との繋がりの大切さや日々の尊さを感じていただけたら良いなと思います。
私も人を想う気持ちを忘れず、真っ直ぐ生きていきたいと改めて思いました。
言葉ではなく通じる想いや、2人の距離感が、新しいラブストーリーになっているのとワクワクするようなSF要素も詰まっているので、楽しんで観ていただけたら嬉しいです。

ドラマ放送直後には、Huluオリジナルストーリー『星になりたかった君と~もうひとつの物語~』を配信。新たなシーンを盛り込み、地上波放送版とは違った展開やエンディングとなる。

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