特に思い入れのあるシーンは、第4話での誰もいないオフィスでのキスシーンとのこと。優子の腕をつかんで壁に押し付け、「僕は優子さんでないと嫌なんだ」と言って強引にキス。その後、「離婚して。僕だけの優子さんになってほしい」と改めて思いを伝え、今度はゆっくりと唇を重ねた。最初の強引なキスは、台本上では優子が拒んでできないと書かれていたそうで、本番で生まれたものだという。

「優子さんを壁に押すところは、最終的にはキスするんですけど、その前に、『キスをしようとして拒まれて結局できない』と台本には書かれていました。でも、本番のときで監督から『もうちょっと勢いよくやって』と言われ、勢いよくやったら本当にキスしてしまって。『あ!』みたいな感じになって照れるというのがありました」と、説明しながらも照れる磯村。

「僕が勢いよくキスしにいってしまったのでキスしちゃったという。ハプニングですね。それがそのまま使われました」と続け、吉田の反応を聞くと、「笑っていました」と説明。監督は「赤坂らしくていい」と判断してそのシーンを使用したという。「それだけ赤坂になりきっているということですね?」と聞くと、「そうかもしれないですね」と笑った。

第4話では、優子の夫・シゲオ(おぎやはぎ・矢作兼)にキスを目撃され2人の関係がバレてしまうという衝撃的な展開に。果たして2人の恋はどうなるのか。注目している視聴者に向けて、磯村は「ここで亀裂が入って会えなくなってしまうので、会えない苦しさも見てもらいつつ、男性側に寄った回も出てくるので、母たちだけでなく男たちにも注目して見ていただきたいです」とメッセージを送った。

■磯村勇斗
1992年9月11日生まれ、静岡県沼津市出身。『仮面ライダーゴースト』(2015)のアラン/仮面ライダーネクロム役で注目を浴び、2017年NHK連続テレビ小説『ひよっこ』の前田秀俊役で話題に。主な出演作は、ドラマ『今日から俺は!!』(2018)、『きのう何食べた?』(2019)、『サ道』(2019)、『TWO WEEKS』(2019)、『時効警察はじめました』(2019)、『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(2020)、『恋する母たち』(2020)、『ざんねんないきもの事典』(2020~2021)、待機作に映画『新解釈・三國志』、『ヤクザと家族 The Family』、『東京リベンジャーズ』、『劇場版きのう何食べた?』がある。