きょう17日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、ワイン醸造家・須合美智子さんに密着する。

  • 『セブンルール』の密着を受ける須合美智子さん=カンテレ提供

東京・御徒町に3年前オープンした都市型ワイナリー「BookRoad」は、わずか10坪の面積で、年間1万3,000本のワインを生産。今回の主人公は、このワイナリーで責任者を務める須合さんは、自社農園のほか、日本各地の農家と契約を結び、国産100%のブドウにこだわって、1本1本丹精込めて手作りし、最高品質の国産ワインの証である「日本ワイナリーアワード」で、今年3つ星を獲得。ワイン愛好家からの評価も高い。

現在49歳の須合さんは高校卒業後、信用金庫で働き、結婚、出産を機に退職。その後は2人の子育てをしながら、飲食店でパートを続け、家事・育児優先の生活を送っていた。彼女が、まったくの未経験からワイン醸造家の道を歩み出したのは、わずか4年前、パート歴22年目の45歳の時だった。パート先の会社がワイナリーを立ち上げるという話を聞き、「自分でワインを造ってみたい」と興味がモリモリわき、責任者に立候補。山梨のワイナリーで修業を積み、醸造免許を取得した。

「こんなに力仕事と水仕事とは思ってなかった」とハードな仕事に驚いたが、手探りでワイン造りを学び、17年に「BookRoad」をオープン。全スタッフ4人で、都市型ワイナリー特有の狭さと格闘しながらワインを造り続ける。

カメラは、ブドウの収穫から、醸造、ラベルのデザイン会議まで、ワイン造りにすべてを捧げる彼女の日々に密着。離れて暮らす息子との久々の外食では、頑張りすぎる母を心配する息子が、本音を漏らす場面も映し出す。

「やりたいと思ったら、やったらいい。年齢に関係なく」と、自らの信念を語る彼女。45歳で自分のために第二の人生を歩み出し、ワイン醸造家の世界に飛び込んだ彼女の7つのルールに迫る。

スタジオでは、赤ワイン「富士の夢」をみんなで試飲。きき酒師の資格を持つ青木崇高が、味の感想を食レポするが、「違いますか?」と聞き返し、笑いを誘う。また、VTRを見て、メンバーそれぞれの「ゲン担ぎ」の話題に。長濱ねるは「やらないとソワソワします…」とアイドル時代のエピソードを明かし、ロックバンド・クリープハイプの尾崎世界観は、ライブ前にメンバー同士で行う「謎の儀式」を告白。

さらに、「俺、ずっと嫉妬(しっと)してるんですよ」という尾崎が、どんな死に方をするのか…? YOUと本谷有希子が、勝手に意見を言い合い、盛り上がる。果たして、「ずっと嫉妬している」尾崎の死に方とは…。