JR東日本は通勤スタイルの多様化を踏まえ、「Suica定期券」を使用して時差通勤すると「JRE POINT」が貯まる新たなサービスを2021年春に開始すると発表した。

  • 「Suica定期券」で時差通勤した場合のポイント還元イメージ

このサービスでは、平日朝のピーク前後の時間帯に「Suica通勤定期券」で在来線首都圏エリアの各駅に入場し、その後、同エリア内の駅で出場した場合に、「JRE POINT」を還元する。各駅で設定するピーク時間よりも前の時間帯に入場した場合は1日15ポイント、ピーク時間よりも後の時間帯に入場した場合は1日20ポイントを付与する。

2021年春から1年間の期間限定で実施する予定で、対象エリアや各駅のポイント還元対象となる時間帯、開始日など、詳細は決まり次第、発表される。

テレワークの広がりなどによって通勤回数が減少している状況を踏まえ、「Suica通勤定期券」を使わず、通常の「Suica」で通勤している人を対象とした新たなポイントサービスも導入。「Suica」で在来線の同一運賃区間を月10回以上利用した場合に、運賃1回分相当の「JRE POINT」を還元する。さらに月11回以上の利用で、1回ごとに運賃の10%相当の「JRE POINT」を還元する。このサービスは2021年3月1日から開始する。