女優・のん主演の映画『私をくいとめて』(12月18日公開)の場面写真が7日に公開された。

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同作は作家・綿矢りさによる同名小説の実写化作で、ロングランを記録した『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が監督・脚本を務める。30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子(のん)は、脳内の相談役「A」と一緒に平和なおひとりさまライフを過ごしていたが、ある日年下の営業マン・多田くん(林)に恋をしてしまう。きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へふみだすことにする。

このたび、本作の公開を記念して、原作小説と映画が特別コラボレーション。スマートフォンに専用アプリ「pictPOP」をダウンロードの上、原作本の全面帯をはずし、イラストの表紙にカメラ画面をかざすと、主人公みつ子が浮かび上がり“うごく表紙”に様変わりするAR企画となっている。

また、公開された場面写真は一人焼肉を堪能するみつ子のカットを始めとする計6点で、親友・皐月(橋本愛)や、みつ子が絶大な信頼を置く“おひとりさま”の先輩・ノゾミ(臼田あさ美)、“バリキャリ”な女上司・澤田(片桐はいり)らの姿と共に、みつ子の日常を色鮮やかに映し出している。中でも、皐月役を演じる橋本は、NHK連続テレビ小説以来7年振りにのんと再共演を果たすことでも既に話題となっている。

さらに、商店街で偶然にも出くわしたみつ子と年下男子・多田くん(林遣都)が、楽しげに談笑する姿をとらえたカットも公開された。実は家がご近所さんだと判明してからは、ときどき多田くんがみつ子の自宅に訪れ、手料理をもらっていく間柄に発展。たまに仕事で顔を合わせる程度だったふたりが、偶然の出会いによって“急接近”するキッカケとなるシーンだ。