アニメティザーイラスト

TVアニメ化が決定している『現実主義勇者の王国再建記』より、アニメティザーイラストおよび主要スタッフ・キャスト情報が公開された。

本作はWebで作品が公開されて人気を博し、オーバーラップ文庫より発行されている小説を原作としたTVアニメ化作品。主人公の相馬一也がある日突然、異世界に勇者として召喚され、中世ヨーロッパのようなエルフリーデン王国を持ち前の合理的精神と現代知識から、次々と新しい政策を打ち出し、傾きかけていた王国の財政政治体制を立て直していくというストーリーになっている。

公開されたティザーイラストでは、劇中でも度々繰り広げられる、主人公のソーマ・カズヤとヒロインのリーシア・エルフリーデンの2名が王国での執務作業をしている様子様⼦が描かれる。

本作のアニメ化にあたり、監督は渡部高志、キャラクターデザインは大塚舞、アニメーション制作はJ.C.STAFFがそれぞれ担当する。

■TVアニメ『現実主義勇者の王国再建記』スタッフ情報
原作:どぜう丸 (オーバーラップ文庫刊)
キャラクター原案:冬ゆき
監督:渡部高志
脚本:雑破業/大野木寛
キャラクターデザイン:大塚舞
音楽:立山秋航
音響監督:明田川仁
プロデュース:WOWMAX
アニメーション制作:J.C.STAFF

そして注目のメインキャストは、主人公のソーマ・カズヤ役を小林裕介、ヒロインのリーシア・エルフリーデン役を水瀬いのりが担当する。

監督を務める渡部高志からは「登場人物たちのやりとりをじっと聞き入ってほしい。原作の面白さを忠実に再現すべく取り組んでいます」、主人公のソーマ・カズヤ役を演じる小林裕介は「彼の優しさ、人の良さについてきてくれる民や仲間のために、そして祖父に言われた言葉を胸に彼は国を率いていきます。そんな『すごい』ではなく『優しい』キャラクターにしていきたいです」、ヒロインのリーシア・エルフリーデン役の水瀬いのりは「リーシアはそんなソーマを支え、時には背中を預けられる存在となれるよう大切に演じていきたいと思います」と、作品や役に対する意気込みを語っている。

現代知識で窮地の王国を再生する異世界内政ファンタジー、TVアニメ『現実主義勇者の王国再建記』は2021年7月より放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)どぜう丸・オーバーラップ/現国製作委員会