タレントのみのもんたが、あす11月1日に放送される読売テレビのバラエティ番組『朝からみのもんた』(毎週日曜6:30~ ※関西ローカル)で、クイズ番組『クイズ$ミリオネア』(フジテレビ)の裏話を語る。

  • みのもんた=読売テレビ提供

「やっぱり僕も人間だから好き嫌いがあるじゃないですか。今だから言えますけどね」というみの。

「この人に1000万行ってほしいなと思うとね…僕は答えわかってませんよ? わかってないけど、僕でもわかる場合あるわけ。そういう時に間違った答えを言ってしまうと…」と切り出し、抑えめの口調で「ゆぅっくり考えてください」と言っていたという。すると解答者は「え? じゃあ…C」と答えを変え、みのは「C?……正解」と誘導に成功したという。

一方で、「嫌なヤツもいるのよね。そいつが『A』って正解を言うとする」というケースも。その場合は、解答者のほうへゆっくりと首を動かしつつ、あの目つきと、平坦な声で「A…ファイナルアンサァ?」と聞く。すると解答者は「ちょっと待ってちょっと待って、B」「…B? 残、念」となるそうで、うれしそうに当時の緊迫したやりとりを再現する。

歴代の解答者の中で印象が強かったのは「俺が一番びっくりしたのはね、北島サブちゃん。あの人はすごかった」と断言。これに正解すると1000万というところで出てきた問題は「イカの血液は何色?」だったが、北島三郎は迷いなく青色を選択した。

みのは「即、正解! サブちゃんに『なぜイカの血の色がブルーてわかったんですか?』って言ったら、『俺ぁ番屋で遊んでたんだよ』って」。番屋とは、北海道の漁師が夏の間泊まったり作業をする海辺の小屋のこと。そこでまだ幼い北島は、干してあるイカを見て育ったのだという。

「とにかくね、クイズミリオネアはね、人間性が出るから面白い」とみの。大金を前に、解答者の心理を翻ろうするのはよほど楽しかったらしく、「遊びましたよ。どうせ自分のものじゃないんだから」と笑って語る。

ほかにも、みのが週刊誌ですっぱ抜かれた際の仰天エピソードが披露される。