『あさチャン!』でニワトリのコスプレを披露(洗濯物を“トリ”こむ必要があるというメッセージ)

――『お笑いの日』以降、さまざまな番組に出演されていますが、アナウンサーとして大切にしていることを教えてください。

入社して頑張りたいと思っていたときに新型コロナウイルスが猛威を振るい、最初はずっとリモート研修を受けていて会社に来られなかったので、今テレビに出てお仕事させていただけているのも特別なことで、当たり前ではないなと感じています。家で過ごす時間が増えてテレビを見ていらっしゃる方も多いと思いますし、コロナの状況も必要とされていると思いますし、こういう年だからこそ、しっかりと伝えることは伝えつつ、気分も晴れやかになっていただけるように明るく元気に発信していきたいと考えています。

――『あさチャン!』ではお天気コーナーを担当されていますが、情報をしっかり伝えつつ、毎日工夫して明るさも届けられているように感じます。

ありがとうございます。まだ修行中ですが、アナウンサーを受けているときから明るい話題を伝えたいという思いがあり、情報番組やバラエティ番組を志望していたので、朝の番組をやらせていただくことになってうれしいです。お天気は皆さんの生活に関わる身近なものですし、今日も出かけたくなるような明るい気分になっていただけるように伝えたいと思っています。

――『あさチャン!』レギュラー出演から約1カ月経ち、心境の変化はいかがでしょうか?

最初は言われたことができるかどうかということしか頭になかったのですが、今はちょっとした言葉のチョイス、例えば、寒いのかひんやりしているのか、風が強いのか激しく吹いているのかなど、周りの方に相談しながら少しずつ表現を工夫できるようになりました。まだ勉強中ですが、自分で考えてそういったところも意識できるようになったかなと思います。

――失敗してしまい勉強になったなと感じていることはありますか?

生放送で、しかも中継。現場での気象予報士の増田(雅昭)さんとのやりとりと、スタジオとのやりとりがあり、さらに、予報図を出したり切り替えもあり、1分半の間に複雑なやりとりが行われています。スタッフの方との連携が大変で、時間がたりなくなったり、雨の話をするはずだったのに雨の図が出ないなどハプニングがけっこうあり、そういうときにおどおどして顔に出たり、何を言ったらいいか焦ってしまうので、慣れていきたいなと思っています。

――メインキャスターの夏目三久さんとのやりとりはいかがですか?

夏目さんに「今日はそれくらいのニットでいいんだ」などと声をかけていただけると、うれしいです。でも、せっかく話をふっていただいたのに、いい答えが返せなくて悔しいと感じることもあります。もう少しうまくお返しできるようになりたいです。

――対応力、アドリブ力が鍛えられそうですね。

すごく鍛えられていると思います。毎回パターンも違い、時にはハプニングもあるので、毎日勉強になっています。今日はこういうパターンだったとメモして、一個一個勉強しているところです。

――スタジオでの共演者とのトークはいかがですか?

お姉さんお兄さんのような感じで面倒を見て、「大丈夫大丈夫!」と励ましてくださいますし、スタジオで盛り上がっていた話も教えてくださるので、チームの一員として加えさせていただいているなと感じています。

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