改めて、ゲストとMCでの臨み方の違いを聞くと、「ゲストだったら、何かを期待して呼んでくださっているので、そこでちゃんと成果を残したいじゃないですか。でも、MCはそんなに爪痕を残す必要がないので、別に私がスベろうがウケようが番組は成立する。むしろ、ゲストの方や“任意同行”で来てくれた一般の方の話をいかに引き出すか、いかに広げて成立させるかというところで、ひな壇とは役割が全然違うので、そういう意味では大変なこともあります。でも、身を削るというより、自分の知識や能力を生かす仕事なので、やりがいはありますね」と充実の表情。

3カ月限定レギュラーという期間は、今後他の番組に対してもMC起用のアピールの場になるが、「結構アクの強いキャラクターだと思われているんですけど、自分がMCをしている番組って意外と収まりがいいと思うんですよ(笑)。そつなくやれてしまっている気もするから、それが吉と出るか凶と出るかですね」と冷静に捉えている。

さらなる次のステップとして「メインMC」への意欲を聞くと、「あんまりそこに欲はないですね」と回答。「昔から自分のことを、勝手に“スーパーサブ”だと思ってるんです。フォローもそうだし、シュートのための良いアシストを出すのが得意で、グループで言うところの“センター”ではないんですよ。だから、あんまり看板をはるというよりは、2番手3番手で『いい仕事するな』と思われたいですね」と、謙虚な姿勢を見せた。

■こじるり&指原は教科書「追い越そうなんて…」

そんなウイカに対し、15日の放送でゲスト出演した小島瑠璃子は「指原莉乃ちゃんとは『ハンパねぇヤツ出てきたな!』って言ってます」と、バラドル2強が脅威に感じていることを明かしたが、当人は「あの2人がそう思ってくれているというのは、純粋にうれしいです」と歓喜。

「自分はあの2人を見て、『こういうふうに立ち回るんだ』とか『こういう表情をするとワイプで抜かれるんだ』とか勉強してたんです。その教科書である指原さんとこじるりさんが1つ認めてもらえたのかなというクリアした喜びがあります」と言い、「だから、これから彼女たちを追い越そうとかイスを狙おうなんて1ミリも思わないです。現場で一緒になったときに、『あの番組面白かったです』と言ってもらえるような作品を作りたいという意識のほうが強いですね」と、改めて尊敬の気持ちを語った。