バラエティ番組でのキレのあるトーク力で一躍ブレイクを果たしたファーストサマーウイカ。この10月から3カ月限定で放送されている、読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『「任意同行」願えますか?』(毎週木曜23:59～)で、念願のMCに抜てきされた。
ひな壇やパネラーなどゲスト出演で結果を積み重ね、ついにMCへ……着実にステップアップしている印象だが、本人はどのような心境で臨んでいるのか――。
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『「任意同行」願えますか?』MCのファーストサマーウイカ
■“おばちゃんツッコミ女性枠”を担う
3月に単発で放送された同番組が、バラエティ番組初MCだったウイカ。それが、期間限定のレギュラーとなったことに、「メンバーが(劇団ひとり、DJ松永とともに)そのまま変わらなかったのがありがたいですね。この3人で毎週やれるんだという喜びがありました」と語る。
これまではMCに振られ、切れ味鋭いトーク力を見せて活躍してきたが、MCの仕事は目標の1つだったという。
「自分はすごく特殊な特技や趣味があるわけでもない、“凡”な人間なので、ひな壇で苦戦するときもありました。他に自分に何ができるか可能性を考えたとき、今までの経験を生かせそうな『MC』という役割は、いつかやってみたいなと。グループで活動していたときも回しのポジションで、どちらかというとツッコミの気質なので、MCという立場は居心地がいいですね」
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(左から)劇団ひとり、ファーストサマーウイカ、DJ松永 (C)ytv
実際にその立場になると、「番組を背負うわけですから不安もありましたが、劇団ひとりさんという笑いもインテリもどちらも担える一流MCと、同い年の世界一のDJで人気アーティストでもある松永さんと一緒で、“おばちゃんツッコミ女性枠”を担おうと楽な気持ちでMCの席につけるのは、ありがたいと思っています」と感謝。
特に、劇団ひとりについては、「本当に素晴らしいんです。昔のエピソードを話してご自身がオイシくなるような場面はもちろん作りつつ、一般の方の話を本当にうまく引き出して、みんなが楽しくいれる空間作りをしてくれる。それを本当にサラッとやっていて、全然いやらしい感じがしない。そういう一流の技術をそばで見られるのは、ひな壇からとはやっぱり見方が変わってくるので、すごく勉強になります」と、鍛えられているようだ。
