フジテレビの動画配信サービス・FODでは、茅島みずきが主演するドラマ『エリカ』を、8月1日から独占配信する(毎週金曜20:00最新話配信)。

  • 『エリカ』

このドラマは、2014年に発売された楠本哲氏原作の伝説のサイコホラーコミックス『エリカ』(少年画報社)を映像化するもの。原作コミックスは発売から11年経った今もなお、ショッキングな展開と異常なまでの執着心が描かれる狂気性が、ホラー好きの間で話題となっている。原作の楠本哲氏は現在毎月第3月曜日発売のヤングキングBULLで『外道外伝」』([漫画]楠本哲[監修]渡邊ダイスケ)を連載中だ。

『エリカ』は、徐々に見えてくるエリカのゆがんだ本性と、壊れていく青嶋の人生を描いた作品。ただの学園ものではない奇妙な違和感がじわじわ広がり、エリカがまとう不穏な空気、どんどん苛烈さを増す彼女の愛に注目だ。

コメントは、以下の通り。

■茅島みずき

「この作品のお話を頂いてから初めて原作を読ませて頂いた時に、どうなるか分からない話の展開にドキドキし、読み終わった時にはゾワッと鳥肌が立つような恐怖がありました。それと同時にホラーというジャンルで片付けたくない、読み手によって色んな解釈ができる作品だなと思いました。私は撮影していく中でとてもピュアで一途な女の子の話なんじゃないのかなと思いました。皆さんはどんな風に感じるでしょうか。お楽しみに!」

■原作:楠本哲氏

「もう20年以上も前の作品ですが“女の情念”の普遍性を痛感いたします。閉野恵里佳という女の子はちょっぴり思い入れが強く、多少感情の起伏が激しく、若干ハメを外す時もありますが、どこまでも一途で真っ直ぐなキャクター。作者である自分にとってはとても愛しい存在です。なので製作者、出演者、視聴者の皆様も含め恵里佳をただの怪物(モンスター)扱いせず暖かく見守り愛していただければ…恵里佳はきっと超いい子でいると思いますので笑。「エリカ」の事、何卒よろしくお願いいたします」

●ストーリー

臨時教員として赴任してきた青嶋一哉は、クラス内で浮いた存在となっている生徒・閉野恵里桂(茅島みずき)の噂を耳にする。「彼女の問題を解決できれば、本採用も夢ではない」、そんな助言を受け、解決を決心する青嶋。しかしどこか不自然な距離感や体臭、周囲と噛み合わないエリカの言動に、次第に違和感を覚えていく。そしてエリカとの出会いによって彼の人生は大きく崩れ始める。彼女の常軌を逸するストーカー行為により、彼だけでなく、彼を取り巻く人たちにも危害が及ぶ。目まぐるしい展開と衝撃のバッドエンドに目が離せない作品。果たして青嶋は、エリカの呪縛から逃れることができるのか…。

(C)楠本哲/少年画報社/フジテレビ (C)楠本哲/少年画報社