2019年7月期に放送されたTBS系金曜ドラマ『凪のお暇』で主演を務めた女優の黒木華が、韓国・釜山で開かれた「第2回Asia Contents Awards」で主演女優賞を受賞した。

  • 黒木華

釜山国際映画祭に併設されたアジアンフィルムマーケットで昨年新設された同アワードは、アジア10カ国で過去5年間に制作された作品の中から優れた作品や俳優に贈られる賞。第2回となった今回、『凪のお暇』で主人公・大島凪を好演した黒木が主演女優賞に輝いた。

黒木は「本日はこのような素晴らしい賞をいただき、感謝します。『凪のお暇』というドラマは、良い意味で空気を読まないことで、自分や周りを大事に、関わりを作っていく物語です。世界的に厳しい状況が続く中で、このドラマが国を超えて、皆さんにみていただけた事、評価していただけた事がとても幸せですし、そんな作品をスタッフ、キャスト皆で作れた事が何より嬉しいです。これからもこうして、見てくださった方達が何か感じていただけるような作品に参加出来るよう頑張りたいと思います。ありがとうございました」と喜びのコメントを寄せた。

『凪のお暇』は、月刊誌『Eleganceイブ』で連載中のコナリミサトによる同名漫画が原作。場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪を黒木が演じ、凪の彼氏・我聞慎二を高橋一生、人生をリセットした凪が新たな生活先に選んだアパートの隣の部屋に住む男・安良城ゴンを中村倫也が演じた。そのほか、市川実日子、片平なぎさ、武田真治、吉田羊、三田佳子ら豪華キャストが名を連ねた。

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