フジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(毎週金曜24:55~)のSeason3が、きょう23日にスタートする。

  • (左から)関ジャニ∞の横山裕、丸山隆平、安田章大、村上信五=フジテレビ提供

コロナ禍で、関西ジャニーズのメンバーはある1つのプロジェクトをスタートさせていた。題して『Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~』は、7月28日“なにわの日”に万博記念公園で行う総勢70人以上の野外ライブを皮切りに、無観客生配信ライブを行うというものだ。8月には、そのステージが自分たちを育ててくれたホームグラウンド、大阪・松竹座に続いていくのだった。

番組が密着取材をスタートしたのは7月上旬。この日は関西ジャニーズJr.の人気ユニット・なにわ男子のリハーサルが行われていた。道枝駿佑(なにわ男子)は「自粛期間でたまっていた部分を大放出する場でもあるので、成長した姿を見てほしいなと思います」とカメラに向かって熱い意気込みを語る。

ライブのリハーサルが続く中、大倉忠義(関ジャニ∞)は、合間にもひとり、振付の確認に余念がない。そんな先輩の姿を間近で見ていた後輩たちは、何事にも手を抜くことなく真剣に取り組む姿勢を改めて学び、気を引き締めていく。この、先輩から後輩へと受け継がれていく“縦のつながり”こそが、関西ジャニーズの伝統なのだ。

そして、安田章大(関ジャニ∞)は「いろんな人が関わってくれているなって感じがしました。スタッフの方々の気持ちを台無しにしないようにステージに立たないとね」とスタッフへの感謝の思いを語った。

8月に入り、いよいよ松竹座の本番を迎えようとしていた。しかしその直前、大倉は体調不良により本番を欠席することになってしまう。この頃の大倉は、大阪でのライブリハーサルに加え、東京でのドラマ撮影などが重なり、多忙を極めていたのだ。これまでも幾多の困難を乗り越えてきた関ジャニ∞の5人だが、大倉不在の中、果たしてどんな生配信ライブをファンに届けることができるのか。村上信五(関ジャニ∞)は「ジャニーさんがハプニングを楽しめるようにならないとダメだ。慌てるんじゃなくどう対応するかが大事だって言われました」と語る。

大倉の不在をカバーし、観客に笑顔をもたらすことはできるのか。そしてその先輩の姿は、後輩たちの目にどのように映っていたのか。関西ジャニーズ一丸となって駆け抜けた、真夏の闘いを追っていく。

なお、同番組は放送直後から、FODプレミアムで配信される。

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