関東鉄道は10月31日、常総線のダイヤ改正を実施する。おもな変更点として、朝夕の利用が少ない快速5本(上り2本・下り3本)を日中時間帯に移動。守谷~下館間の上り列車は最速43分で運行され、既存の列車より1分短縮される。常磐線の特別快速やつくばエクスプレスの快速に接続し、千葉県・東京都への速達性向上も図る。

  • 関東鉄道常総線で10月31日にダイヤ改正

改正後に新設される快速は、上りが下館駅11時5分発・守谷駅11時48分着、下館駅13時5分発・守谷駅13時48分着の2本。下りが守谷駅11時7分発・下館駅11時52分着、守谷駅12時7分発・下館駅12時52分着、守谷駅13時7分発・下館駅13時52分着の3本となる。

これにより、新設した下館駅11時5分発・守谷駅11時48分着の快速に乗車した場合、つくばエクスプレスの守谷駅11時54分発の列車に乗り換えることで、秋葉原駅に12時26分に到着する。従来の下館駅11時6分発の普通列車を利用した場合と比べて、到着時間が29分短縮されることになる。

常総線のダイヤ改正ではその他、おもに利用の少ない日中から夜間時間帯の運行本数を変更する。取手・守谷・下館発の最終列車の時刻は変更されない。