アイドルグループ・V6の岡田准一と俳優の神木隆之介が、19日より全国で放送されるサントリー 缶チューハイ「-196℃ストロングゼロ」の新テレビCM『あたらしいつよさ。文句は世界を変えられる?』で初共演を果たした。

  • 岡田准一(右)と神木隆之介が初共演

リニューアルした「-196℃ストロングゼロ」の新CMでは、「あたらしいつよさ。」というキャッチコピーのもと、岡田と神木が会社の先輩・後輩役で出演。とある海の突堤を舞台に、2人が真剣な表情で言い争いをしているシーンが、緊迫感のある意外なストーリー展開とともに描かれている。

岡田が神木に「文句ばっかり言ってたら何も前に進まないだろ?」と苦言を呈すと、先輩の強い口調にもひるむことなく、神木は「僕は改めません」ときっぱり。岡田は思わず「えっ?」と言葉に詰まる。そして、神木が「文句言わなきゃ変わらないから、この世界」「変えてから進めたほうがいいじゃないですか」と口にすると、岡田は「いや…や、でもさ…」と動揺しながらも平静を装い、突然大声で「たしかに!」と納得。「そうかも! お前いいこと言うな。うん、文句だいじ」と感心しながら神木の横を通り抜ける。

予想外の展開に、岡田の背中をあぜんと見つめる神木。振り返った岡田は、晴れ晴れとした表情で「よし、文句にカンパイ!」と言い放つ。そして、夕日が差し込む広い屋上へ場所を移して勢いよく乾杯する2人。テンションが上がり陽気な岡田が、目の前に広がる海に向かって「海のバカヤロー!」と大声で叫んでいるその隣で、神木が「海に文句?」とボソッとツッコミを入れる。

男同士のシリアスな言い争いから一転、神木の考えを真っ向から否定し、説得するはずだった岡田が、逆に後輩の意見に納得し、肯定する側に回ってしまうシーンでは、否定から肯定へ180度、表情や仕草などを瞬時に切り替える難しい芝居が求められた岡田。持ち前の高い集中力を発揮し、コミカルな演技でOKテイクを連発し、後輩役の神木との息もぴったりで、現場を大いに盛り上げていた。

岡田と神木は、ともに 1995年から芸能活動をスタートさせた“同期”でありながら、意外にも今回のCM撮影が初共演。長きに渡って芸能界の第一線で活躍してきた2人だけに、休憩中はそれぞれが過去に出演した大河ドラマ撮影時の裏話や、最近の映画、ドラマなどの話題で盛り上がっていた。プライベートの話にもなり、「僕、趣味が多いんですよ。将棋、オンラインゲーム…」と切り出した神木が、自らの多趣味についてコメント。中でも岡田の興味を引いていたのが「一人カラオケ」で、「2時間以上、歌うこともあるぐらい大好きです!」とその魅力を熱っぽく語り、岡田を驚かせる場面があった。