フジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語’20 秋の特別編』が、11月14日(21:00~23:10)に放送されることが決まった。各ストーリーの主演には、広瀬すず、濱田岳、高橋克実、大竹しのぶの4人が発表されている。

  • 広瀬すず=フジテレビ提供

『世にも奇妙な物語』初出演の広瀬が主演するのは『イマジナリーフレンド』。原田早希(広瀬)は、臨床心理学を専攻する大学生。大学の講義で、空想によってさみしさを紛らわせると共に、成長に欠かせない人間同士の絆を育むといわれている“イマジナリーフレンド”について学んでいる。一人っ子や長男長女に多く見られる現象だというが、実は早希にも幼い頃ユキちゃんという自分にしか見えないウサギのぬいぐるみの友達がいたことを思い出す。すると突然、自宅の部屋にユキちゃんが再び現れるが、それはある事件の幕開けに過ぎなかった…。

脇を固めるキャストには、早希の母親・原田友里恵を堀内敬子、早希の同級生・二見健吾を岐洲匠、早希の幼なじみ・山岸佳織を横田真悠、そして早希の同級生・七瀬和泉を夏子が演じる。

今回の出演に「すごく長く続いている番組で、しかも今回姉(広瀬アリス)は夏編に出ていたので、姉妹で出演できるということで、ありがたいですし、すごく楽しみです」という広瀬。脚本を読んで、「『世にも奇妙な物語』はホラーが多いと思うのですが、今回のお話はほっこりするすごく温かい作品です。短編なので普通のドラマより短いのがなんだか少しもったいないなと思ってしまうほどすてきな作品だなと思いました」と印象を語る。 劇中に出てくるような、姉との絆のようなものを感じたことを聞くと、「姉とは、ずるがしこいところが似ているかなと思います(笑)。あとは、人に対して『この人ってこんな感じの人だな』と思うときの感じ方が似ているなと思います」とのこと。

そして、「今回の作品は“奇妙”というよりは、せつなくて、最後は温かい気持ちになれる作品なのかなと思います。楽しみにしていてください」と呼びかけた。

編成企画のフジテレビ・渡辺恒也氏は「『イマジナリーフレンド』は、“想像上の友達”との再会から次々と奇妙な出来事が起こるお話ですが、その出来事を経て最後には自分自身と向き合っていく物語です。子供時代、自分にしか見えなかった“ユキちゃん”が、大人になって再び目の前に現れたのはなぜなのか? その理由が明らかになった時、早紀自身も気が付いていなかった心の奥の秘密に気づいていきます。<広瀬すずさん×うさぎのぬいぐるみ>という、“奇妙かわいい”コンビのやりとりも見どころの1つです!」と見どころを語っている。

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