聖心美容クリニックは10月14日、「男性美容意識調査」の結果を発表した。調査は9月8日~11日、全国20歳~49歳の男性2,820名(各都道府県60名、うち各年代20名)を対象にインターネットで行われた。

  • 男性のメイク事情

    男性のメイク事情

眉を整える(描く)・コンシーラーでクマを隠すなどのメイクをする男性が増えていることについてどう感じるか聞いたところ、約8割の男性が「理解できる」(79.7%)と回答。

中でも、20代と30代では約5人に1人が「自分もメイクをしている」(20代22.3%、30代22.9%)ことが判明。また、「メイクを検討している」(20代14.1%、30代10.4%)を合わせると、約3人に1人が「自身のメイクを実施・検討している」ことが明らかに。

また、メイクをする人の割合を都道府県別にみると、「宮崎県」(33.3%)が1位に。以下、2位「香川県」(31.7%)、3位「高知県」(30.0%)、4位「福岡県」「徳島県」「山形県」(いずれも26.7%)と続き、4位以内に四国が3県ランクインした。

  • 自分がメイクをするなら受け入れられるライン

    自分がメイクをするなら受け入れられるライン

次に、自身へ行うメイクとして受け入れられるものを聞いたところ、「日焼け止めを塗る」(61.0%)、「眉を整える(描く)」(52.7%)、「リップクリームを塗る」(41.0%)が上位に。

  • 他人がメイクをするなら受け入れられるライン

    他人がメイクをするなら受け入れられるライン

一方、他人のメイクに関しては、「日焼け止めを塗る」(74.9%)や「眉を整える(描く)」(71.4%)で7割を超える結果に。次いで、「リップクリームを塗る」(59.0%)、「クマやニキビなどをコンシーラーで隠す」(51.0%)と続いた。

  • 男性の美容医療事情

    男性の美容医療事情

次に、脱毛・薄毛治療・スキンケアなどの美容医療を受ける男性が増えていることについてどう感じるか聞いたところ、実に9割近く(88.5%)が「理解できる」と回答。中でも20代は、22.2%が「自身もしている」、30.0%が「検討している」と、メイク以上に多い半数以上の男性が自分ごととして捉えていることがわかった。

実際に受けたことのある美容医療の施術を教えてもらったところ、全世代で「ひげ脱毛」(20代57.4%、30代44.4%、40代36.7%)や「腕・脚の脱毛」(20代25.4%、30代25.2%、40代36.7%)が人気であることが明らかに。そのほか、20代では「ニキビ治療」(18.7%)、30代は「歯並び治療」(19.2%)、40代は「薄毛治療」(23.3%)も人気であることがわかった。

最後に、コロナ禍での美容意識の変化について聞いたところ、13.2%が「美容意識が高まった」と回答。その理由を尋ねると、「マスクの影響で肌荒れを起こしたから」(40.4%)、「人に会わないため変わるチャンスだと思ったから」(34.2%)、「オンライン会議が増えて自分の容姿が気になるようになったから」(30.7%)が上位に並んだ。