肥薩おれんじ鉄道は12日、全線での営業運転を11月1日から再開すると発表した。あわせてJR貨物も、肥薩おれんじ鉄道を含む八代~鹿児島貨物ターミナル間で貨物列車の運転を再開すると発表している。

  • 肥薩おれんじ鉄道は11月1日から全線で営業運転を再開する

肥薩おれんじ鉄道は「令和2年7月豪雨」で土砂流入等の被害を受け、この影響で一部区間・一部列車の運転を見合わせていたが、復旧作業の見通しが立ったため、11月1日の始発列車からの全線で運転再開する予定となった。7月20日から実施していた代替バスの運行は10月31日をもって終了する。

JR貨物も、これまで運転を中止していた八代~鹿児島貨物ターミナル間の貨物列車に関して、始発駅を11月1日以降に発車する列車は鹿児島貨物ターミナル駅発着として運転すると発表。ただし、今後の復旧作業の状況により、運転計画が変更となる場合もあると説明している。