「眉」は、顔の印象を決める重要なパーツの一つ。マスクをつけた顔ではより存在感を増しているが、自己流ケアでなんとなく自信がない……という人も多いのでは? どう整えたらいいのか、貝印が10月6日に開催した「しっくり眉プロジェクト」ローンチイベントで聞いた。

  • 「しっくり眉プロジェクト」ローンチイベント

解説を務めたのは、"美眉アドバイザー"として活動する玉村麻衣子さん。ゲストとして"めるる"ことモデルの生見愛瑠さんが招かれた。

  • "めるる"ことモデルの生見愛瑠さん

玉村さんによると、一人ひとりに合った「しっくり眉」にするには、自分の骨格に合った眉であることが重要。「骨格に合った眉を描くことで、鼻がスッと高く見えたり、目がぱっちり見えたり、小顔に見せることもできます。眉を変えるだけで顔の雰囲気を大きく変えることができるんです」。

  • "美眉アドバイザー"として活動する玉村麻衣子さん

「直線的な眉で格好良い印象、曲線的な眉でフェミニンな印象」など眉一つで印象を変えられることを紹介し、「クローゼットを開けて服を選ぶように、『今日はどんな眉で自分を演出しようかな』とわくわくしながら眉というパーツを楽しんでほしいです」と語った。

マスク映えする眉のポイントについては、「ちょっと長く、ちょっと太く眉を描くことで目力が強く華やかな印象になるので取り入れてみてください」とのこと。

めるるさんは、高校生の時に自分でメイクをするようになって眉ケアを始めたそう。眉ケアをすることで「垢抜けたね」「大人っぽく見える」と言われることもあったといい、「眉って大事なんだなと思いました」と振り返った。「ナチュラルな眉が好きなので、自分の眉を生かしています」とめるるさん。眉の色を髪色に合わせることもポイントなのだそう。

  • 「眉って大事なんだなと思いました」とめるるさん

「しっくり眉」をつくる5ステップ

イベントで玉村さんが教えてくれた、自分で「しっくり眉」をつくる5ステップはこちら。

(1) 眉メイクをした状態でスタート

「すっぴん眉でいきなりカットしようとすると、どこまで切って良いのか分からず、眉を切り過ぎてしまったり、左右のバランスが悪くなったりしてしまいませんか? 眉処理を始める時のポイントは、まず始めに眉メイクをして、左右の『眉頭・眉山・眉尻』の適切な位置をチェックすること。スクリューブラシを使って毛流れを整え、アイブローブラシで普段よりしっかり眉の輪郭を描くことで、眉カットがしやすくなります」

眉頭: 小鼻のくぼみの真上
眉山: 黒目の外側のフレーム~目尻の真上(ストレート眉の場合)
眉尻: 口角と目尻を結んだラインの延長線上(短め眉の場合)or小鼻と目尻を結んだラインの延長線上(長め眉の場合)
※眉尻は、眉頭よりも下にならないよう注意

(2)眉メイクからはみ出た毛をカット

「ステップ(1)で描いた眉メイクからはみ出ている毛が不要な毛です。まずは、不要な毛を眉ハサミを使用して、根元から短くカットしていきます」

(3)毛の長さ・毛量を調整

「眉の長さを整える時は、眉全体を同じ長さにカットしてはいけません。正面から見た時は毛が軽くなったように見えますが、横から見た時にたわしのように見えたり、毛と毛の隙間から地肌が目立ったりすることもあります」

「コームで眉を下からすくって、眉の上の輪郭にコームの土台部分を合わせ、はみ出た毛をカットすることで、切りすぎを防ぐことができます。また、毛量が気になる時におすすめのアイテムが眉スキハサミ。ポイントは、毛が密集した黒目の上部分だけをすくこと。黒目の上の毛をクシ部分ですくうように持ち上げ、1~2回カットするだけでも軽い印象に仕上げることができます」

(4)メイクオフ&スキンケア

「眉の処理が終わったら、一度クレンジング・洗顔をして、化粧水や乳液などで肌を整えます」

(5)カミソリで不要な毛を除去

「続いて、ステップ(2)で根元から短くカットした不要な毛をカミソリで除去していきます。眉尻の外側や眉下は、うぶ毛がなくなるだけでもパッとワントーン明るく見えるため、しっかり処理するのがおすすめです」

眉剃りのチェックポイント
眉上……上から下に
眉尻……斜め上から下に
眉下……上から下に

「眉の処理の時に、毛抜きで広範囲の毛を抜くのは、肌への負担がかかりやすくなってしまいます。そのため、毛抜きは残った気になる部分だけ、ピンポイントで使用することがおすすめ。 毛を抜く時は、こめかみの皮膚を横に引いて皮膚をピンとはった状態で抜くことで、肌への負担を抑えて抜くことができます」

イベントの使用製品は、音波振動カミソリ「bi-hada ompa L・T」(オープン価格)、「ズレずにつかむ毛抜き」(1,000円)、「クシ付きマユハサミDX」(900円)、「眉スキハサミ」(1,000円)、「cosmeup 熊野筆 アイブローブラシ」(700円)、「cosmeup スクリューブラシ」(500円)。

貝印では、眉の整え方に悩む女性100人に、玉村麻衣子さん、かじえりさん、兵藤小百合さん3人の「眉オタスペシャリスト」が眉の整え方から眉メイクの仕方まで、一人ひとりに合ったしっくり眉のつくり方をレクチャーする「100人眉チェンジ企画」を実施する。 応募期間は10月6日~10月21日、実施期間は11月上旬~中旬予定。応募は「100人眉チェンジ企画」特設ページから受け付けている。

※価格はすべて税別