お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、6日深夜に放送されたTBSラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜25:00~27:00)で、裏口入学報道の裁判で今月1日に出廷した際に「伊勢谷友介です」などとボケた真意を語った。

爆笑問題の太田光

日本大芸術学部に裏口入学したとする『週刊新潮』の記事で名誉を傷つけられたとして新潮社を提訴した民事裁判で、1日に東京地裁に出廷した太田。入廷時に持ちネタの「プシュー!」を披露したり、宣誓文を読み上げた際に「伊勢谷友介です」とつぶやいたりしたという。

太田は「世間ではふざけてるとか言われているけど、世間がどう思おうが俺はいいんです。ワイドショーでおもしろおかしく扱ってくれるのも構わない。そんなことはどうでもいい。俺にとって大事なのは裁判」と自身の考えを説明。

「確かにふざけたことも言いました。ただ、裁判官の人のマスク越しの目を見て話しましたから。ここにはいろんな人が来るっていうのはこの人はいろいろ見ているんだなと感じた。泣きわめく人もいるだろうし、俺みたいに冗談交じりでしゃべる人も。一番重要なのは、真実を言うかどうか。しゃべり方じゃない」と主張し、「俺は普段と同じリラックスしたことで本当に自分が思っていることを言うのを努めた」と振り返った。

さらに、「俺は途中にシャレみたいのを言ったけど、それが普段の俺だから。それは理解されていると思って、俺は裁判官の目を見て話してます。かといって中身はふざけてませんから。時折冗談を交えながら、面白いか面白くないかは関係ない。ただ俺は、普段通りの俺でいたいと思ったから冗談を交えながら、時折そういう風にしたほうが真実が話せるという人だっているわけですよ」と語った太田。

「逆にいうと、真面目に話しているように見えて全部うそついているやつだっている。そんなことは法廷が判断すること。俺がどうだったかは裁判官に任せていますから」と続け、「俺は自分なりに正直にやっているんです」と伝えた。