自己PRに役立つ長所の捉え方
長所を書き出す際は、自分の得意なことや他人から評価されること、いつも心がけていることを思い起こす、書き出すところから始めましょう。長所は行動でも考え方でも構いません。
長所の例)
- 人見知りしない
- 困難な場面でも前向き
- 一つひとつを誠実に対応できる
- きめ細やかな気配り
- 好奇心旺盛
- 慎重
- 粘り強い
- 負けず嫌い
- 協調性
- 明朗快活
- 主体的に行動できる
いくつか長所となる例を書き出したら、長所のなかから志望している企業にあった自分の特徴を選びます。
また、面接時に紹介できるように具体的なエピソードも思い出しておきましょう。再現性の長所であれば、それを志望企業の仕事に活かせる可能性があります。
長所がない? 短所を長所に変える言い換え例一覧
実績や能力は書き出せても自分の長所はよくわからないと感じたり、自己PRや長所を書き出しているうちに、短所ばかりが思い起こされたりすることがあります。
長所と短所は人のある一つの性質の見方を変えただけという場合も多いです。性格の言い換えは心理学などで使われるリフレーミングと呼ばれる手法を応用したもの。短所を長所にできれば自己PRに使えます。
短所 | 長所への言い換え例 |
自分の意見が言えない | 協調性がある、共感力が高い、相手を尊重する |
自己主張が強い | 主体性がある、積極性がある、意志が強い |
諦めが悪い | 努力家、粘り強い、忍耐力がある |
心配性 | 計画を重視する、リスクマネジメントができる、ケアレスミスをしにくい |
先を考えない | ものおじしない、チャレンジ精神がある、前向きな性格 |
ただし、いつも遅刻ばかりしている、仕事を途中で投げ出すなど明らかに社会人としての短所になる要素は言い換えが難しいです。このような点は敢えて面接時に伝える必要はありません。次の仕事を決める前に改善に努めましょう。