JR西日本は26日、伯備線にてICカード乗車券「ICOCA」エリアを2021年春に拡大する予定と発表した。これにより、伯備線備中高梁~新見間の途中駅5駅(木野山駅、備中川面駅、方谷駅、井倉駅、石蟹駅)で「ICOCA」が利用可能になる。

  • 伯備線新見行の普通列車

ICカード乗車券「ICOCA」は2003年のサービス開始以来、多くの人に利用され、累計の発行枚数は2,400万枚を超えた。伯備線における「ICOCA」エリアを拡大することで、より便利に利用できるようになる。

来年春にエリアを拡大する予定の5駅では、「ICOCA」定期券の利用も可能となる。伯備線新見駅は現在、「ICOCA」定期券を利用できない状況だが、2021年春にエリアを拡大した後、新見駅から総社方面の「ICOCA」定期券が利用できる。サービス開始日などについては決まり次第、改めて発表される。

なお、「ICOCA」が利用可能になる駅では、全国相互利用対象のICカード乗車券「Kitaca」「PASMO」「Suica」「manaca(マナカ)」「TOICA」「PiTaPa」「はやかけん」「nimoca」「SUGOCA」も利用できる。