吉高由里子と横浜流星がW主演を務める映画『きみの瞳が問いかけている』(10月23日公開)の場面写真と劇中対戦相手が5日、公開された。

  • 横浜流星

    横浜流星

同作は喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務めた『街の灯』にインスパイアされ、韓国で2011年に公開、130万人以上の観客動員数を記録した映画『ただ君だけ』を原作とした純愛映画。不慮の事故で視力と家族を失ったが、小さな楽しみを糧に明るく日々を送る明香里(吉高)と、将来を有望視されていたキックボクサーだったものの現在は心を閉ざした青年・篠崎塁(横浜)の物語を描く。

同作の大きな見どころのひとつが、キックボクサーの塁を演じた横浜流星のストイックな役作りによって作り上げられたその肉体美とアクションシーン。極真空手の世界チャンピオンという経歴を持つ横浜は「キックボクシングは、空手とは全く身体の使い方が違うので、1からパンチ、蹴りの打ち方を学びました」と語るが、プロも唸るほどの上達を見せたという。

劇中対戦相手として登場するのは、いま格闘技ファンが注目するキックボクシングイベント“KNOCK OUT(ノックアウト)”に出場している、現役トップクラスのプロキックボクサーたち。世界の強豪としのぎを削る小笠原瑛作、“天才児“栗秋祥梧、キック界のプリンスと呼ばれる小笠原裕典、”闘将“炎出丸、そして極真世界王者の与座優貴が登場する。実は、与座は横浜が世界一になった極真空手の大会の準々決勝の相手でもあり、中学生時代は関東圏のトップ選手同士、同じ場所で切磋琢磨したライバルとなる。その後、横浜は俳優へ、与座はプロキックボクサーへと別の道を進んだが、今回共演を果たすというドラマティックな再会も実現した。

小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺) コメント

キックボクサーの小笠原瑛作です。
普段試合で上がるリングとはまた違った緊張感での撮影でした。

横浜さんは運動神経抜群で試合のシーンは迫力があって熱いものになってると思います! 是非楽しみにしていてください!

小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺) コメント

キックボクサーの小笠原裕典です。
本物の試合さながらの会場の雰囲気、お客さんの盛り上がり、映画を作り上げるスタッフや役者さんたちのプロ意識に良い刺激を受け、とても楽しい撮影現場でした。僕たちキックボクサーが映画でどんな戦いを繰り広げるのか、ぜひ劇場でご覧ください!

栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺) コメント

初めまして。栗秋祥梧です。
映画を楽しみにしてくださってる皆様、
とても素晴らしい作品となっております! そして熱いファイトシーンも見逃さないでください!

炎出丸(クロスポイント吉祥寺) コメント

今回、このような機会をいただき感謝しています。
撮影では「横浜流星さん、キックボクサーになりませんか?」と思わず言いたくなるほど素晴らしい素質を感じました。
ちなみに炎出丸と書いてひでまる と読みます。

与座優貴(橋本道場). コメント

自分は以前、横浜さんが世界一になった大会で対戦して敗れているという過去があり、横浜さんが芸能界で活躍されておりとても刺激を貰っていました。
そして自分自身世界王者になり、映画の舞台で再会する事ができ非常に嬉しく思います。
今後もステージは違いますが、横浜さんの活躍に追いつける様精進していきます。

横浜流星 コメント

・塁を演じるにあたって役作りは?

1カ月かけて、キックボクシングで必要な筋トレをキックボクシング指導の山口さんやプロの選手の方々に教えて頂き、10kgほど体重を増やしました。
キックボクシングは、空手とは全く身体の使い方が違うので、1からパンチ、蹴りの打ち方を学びました。

・ボクシングシーンの撮影で特に気を付けたことや、監督からの指示は?

表の試合も裏の試合も基本は明香里を思い、それを活力に塁として生きました。
ただ決定的に違うところは"覚悟"です。
表の試合は幸せが描かれていますが、裏の試合は自分に光を与えてくれた明香里の為に、悩み、たどり着いた先に出た答えが、自分の命を賭けてでも、明香里に光を取り戻すことで、ただでは帰れない、もしかしたら死ぬかもしれない、という緊迫した雰囲気の中、命をかけて全力を尽くしました。

(C)2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会. (C)2020 Gaga Corporation / AMUSE Inc. / Lawson Entertainment,Inc.