日本テレビ系大型特番『24時間テレビ43』(22日18:30~23日20:54)に、広末涼子、寺島しのぶ、常盤貴子、木村多江、木村佳乃という女優陣がナレーションで参加する。

  • (左から)広末涼子、寺島しのぶ (C)資人導(Vale.)、常盤貴子、木村多江、木村佳乃 (C)「ミセス」2020年7・8月号

広末は「市川海老蔵 広末涼子 柳葉敏郎が動く 失われた日本の夏、ふるさとの祭り」企画(22日20:00頃~)。広末の地元・高知のよさこい祭りも67年の歴史で初めての中止になり、地元のよさこいチームの関係者や祭りに深く関わってきた人々へ取材し、その想いを受け止めて、自らの言葉で語る。

寺島は「体操・田中理恵7年ぶりの現役復帰!」企画(23日8:40頃~ ※一部地域除く)。元体操日本代表・田中理恵が1日限りの現役復帰を果たし、「東京五輪」を目指す寺本明日香&村上茉愛選手の背中を押すため、7年ぶりに「ゆか」の演技を生披露する。

常盤は「映画作家・大林宣彦の『動く』~妻・恭子との愛の物語」企画(23日13:00頃~)。16年、肺がんステージ4で余命3カ月を宣告されながら、撮影した遺作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』に至る大林宣彦の映画作家人生と、妻を愛し続けた愛の物語を描く。大林監督の作品で主演を務めたこともある南原清隆と、遺作に出演しその現場を見つめてきた常盤が、夫婦の絆と、大林監督の動き続けた姿を語る。

木村多江は「黒柳徹子と寺田心の動物ふれあいプロジェクト」企画(23日17:00頃~)。年の差75歳の2人が、愛犬との思い出を語りつつ、犬と人間との関係性、そして保護犬たちのためにできることを考える。

木村佳乃は「みんなで繋げよう!史上最大アクションリレームービー」企画(23日19:10頃~)。NEWSの増田貴久が、先天性の難病「アペール症候群」と闘う村山陽香ちゃんと一緒に、世界中で話題になったハリウッド女優たちのリレー動画をきっかけに、「史上最大のアクションリレームービー』撮影に挑戦。佐々木希、吉田沙保里、イモトアヤコ、森七菜など、総勢約40人の有名人が参加する。

それぞれのコメントは、以下のとおり。

■広末涼子
今年は我慢の夏。自粛の夏。そんな夏の24時間テレビに、私が愛する「祭り」をテーマに関わらせていただくことができて光栄です。祭りに懸ける皆さんの熱い想いが、見てくださった方への勇気や元気に少しでも繋がればいいなと思います。今夜楽しみにしています。

■寺島しのぶ
田中理恵さんの本番の演技を見たい、本当に見てみたい、と思いました。一児の母となって、7年ぶりの現役復帰は出産の経験のある私は正直驚きました。「私には絶対にできないことをやりとげようとしている」…そんな挑戦だから、素直に早く“1日だけの田中理恵選手”を見てみたいと思いました。「東京オリンピック延期」「新型コロナ」など、みんなが暗くなっている今だからこそ、やれることをやろうとしている田中さんの姿勢に感銘しました。現役時代から笑顔が素敵なので、本番の田中さん笑顔はみんなに勇気を与えてくれると思います。
私もオリンピックが大好きなので、延期になって非常に残念だと思っていたので、田中さんの挑戦は心から楽しみだし、何かを感じられると思っています。ちなみに、もし私が何かに挑戦するとしたら、高校時代に打ち込んでいたハンドボールです(笑)。今は元ハンドボーラーとして、日本代表を応援しています!

■常盤貴子
同行2人で歩んで来られた大林宣彦監督・恭子さんの結婚生活は、「人と人とが出逢うということは、かように尊いものなのだ」と、私たちに教えてくれる。病で弱ってきた姿を撮られるのは気が進まなかったはず。それなのに、カメラの前で全てをさらけ出し、言葉を紡いできたのは、こういうことだったのかと、今更ながらに驚かされています。
自分が旅立った後であっても、言葉を届けることができる。だから撮っておいておくれ、ということだったんだな、と。天国からのメッセージは、より強いコトダマで私たちの心に染み通ります。たくさんの方々に、監督からの言葉が届きますように。

■木村多江
動物虐待や殺処分、子どもを産むためのパピーミル…。様々な問題があることを知り、非常にショックでした。犬たちの良い側面だけ見て、見えていない部分を詳しく知ろうとしていなかったのかもしれません。これを機に勉強したいと思いました。
このコロナ禍での自粛中、私を癒やしてくれているのは、家で飼っている1匹のメダカ、そして動物の動画です。動物は私たちを癒やし、救ってくれる存在です。私たちと同じ生き物であり、同じ命。同じように大切にされていかなければいけないと改めて感じました。
お2人を通して、皆さまにも何か伝わるといいなと思います。

■木村佳乃
私も同じくらいの年齢の娘がいるので、すごく感情移入しました。はるちゃんのピアノの上達ぶりに驚かされました。ピアノを弾きにくい手のはずなのに、諦めずに努力して、上達していく姿に人間の可能性が無限だと感じました。
私が一番いいなと思ったのは、寝る前に、はるちゃんとお母さんが手の話をする場面です。はるちゃんが「この手、ダメって言われたら嫌だ」と言ったら、お母さんが「そうだよね」と一度共感してあげるのが非常に素晴らしいと思いました。娘の気持ちに寄り沿ってあげるといのは中々できることではないです。私もはるちゃんのお母さんを見習いたいと思います。