テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが、7月26日に生配信されたフジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ』にゲスト出演し、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇を評価した。

  • (上段左から時計回りに)久保ミツロウ、テレビ東京・佐久間宣行氏、ヒャダイン、能町みね子

漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベントは、月1回ペースでフジテレビ本社や湾岸スタジオを会場に開催していたが、新型コロナウイルスの影響で、現在はオンライン形式で実施。佐久間Pは、1年ぶり4回目の登場となり、久保も「もう強豪校ですね」とうなる常連ゲストだ。

そんな佐久間Pは、『ゴッドタン』に出演する芸人について、「言葉が強いのでリモートでも関係ない」と解説。一方で、“にぎやかしタイプ”の芸人がコロナ禍で苦戦しているという話から、「吉村くんはいち早く芸風を切り替えているので、ちゃんと適応してると思いますよ」といい、「本当に頼りになりますね、どんな企画でも趣旨を把握するのが早い」と信頼を寄せた。

その背景について、佐久間Pは「これはオードリーの若林(正恭)くんが言ってたんですけど、あの世代の芸人さんは現実が分かってきて、野心がある程度なくなって、ちゃんと自分のポジションを見つけようとなってくるんです。でも、吉村くんはまだちゃんと天下取ろうとしてる(笑)。MCをちゃんとやりたがるからスタッフにハマろうとする。それは、野心があるからできるんです。あと第7世代と違って、(上に)40代の鉄壁の中堅芸人が長らくいたじゃないですか。その人たちがMCクラスとしてドーンといる現実の中で、イジられて育ってきてるから、(普通は)1回野心をなくすんですけど、吉村くんは全然なくしてない」と分析した。

今回のライブではほかにも、「フワちゃんの話をもっとちゃんと聞くべき」「ヒャダインの言葉がお寺の掲示板に採用される」「『バゲット』はもはや虚無ではない」「能町みね子、『クイズ!脳ベルSHOW』出場に意欲」といった話題を展開。さらに、本番中に久保のApple WatchのSiriが反応したり、能町がフリーズしたりするなど、オンラインライブならではのハプニングも発生した。

この模様は、フジテレビなどで27日(25:25~26:25)に放送予定。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。

次回のライブもオンライン形式で、ゲストにナイツを迎えて9月6日に開催。ナイツは4月25日の公演のゲストに決まっていたもののコロナで中止となったため、リベンジ出演となる。チケットは、きょう15日から発売されている。

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