中学生時代、学校に通えなくなった一人の少女を救ったのは、サルサダンスだった──。5月31日に放送された読売テレビのドキュメンタリー番組『グッと!地球便』(毎週日曜10:25~)で紹介されたのは、イタリアでサルサダンスを学ぶ、20歳の本城凜乃さん。SNSでは、「本当に泣いてしまう」「いつも勇気をもらえる素敵な番組」などの声が上がっている。
本城さんがダンスのレッスンをしているのは、イタリア・ミラノにあるダンスアカデミー。生徒数800人で、世界中からプロを目指す人が多く集まってくる学校だ。
サルサダンスとは1960年代、ニューヨークのプエルトリコ移民を中心に誕生した、ラテン音楽に合わせた自由度が高い情熱的なペアダンスのこと。本城さんはそれまで「ヒップホップが世界一格好いいと思っていたが、サルサに出逢ってこんな世界があるんだ」と感動した。そして世界的にも有名なサルサダンサーのフェルナンド・ソーサのエネルギーが好きになり、彼が主催するダンスアカデミーへ入学した。
本城さんは中学校へ通えなかった時期があった。集団行動が苦手で、みんなと反りが合わず、不登校になったのだ。そんな彼女を救ってくれたのが、両親が趣味でやっていたサルサダンス。そこからメキメキと実力をつけ、今や、アカデミーの生徒としては異例の、プロダンサーのレッスンに参加する生徒にまでなった。
だが、円安の影響で、出国前にバイトで貯めたお金も残り25万円と底をつきかけている。スーパーでも肉を買いたいが、とにかくチョコなどカロリー重視。質素な食事で頑張っている。
そんな本城さんに両親から届いた贈り物は、大好物ばかりが詰め込まれた大きな荷物。本城さんは涙声になりながら、「元気にやってるから心配しないでね。まだまだ頑張ります」と涙ながらに語った。
これにX(Twitter)では、「親の気持ちになって思わず泣いてしまった」「凄いパワー。サルサのためにイタリアへ行かせてあげる両親も素晴らしい」「この番組にはいつも元気をもらえる。気持ちさえあれば、どこへでも飛び出せるんだなと思わせてくれる」と、本城さんの行動力とエネルギーに感化されたコメントであふれていた。
この放送は、TVerで見逃し配信されている。
【編集部MEMO】
遠く離れたちで頑張っている大切な人にお届け物を送る同番組。次回7日の放送は、バヌアツ共和国のパイロット・清水裕迪さん(37)と、愛媛県で暮らす両親をつなぐ。
