俳優の野村周平が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『DIVER―特殊潜入班―』(9月22日スタート、毎週火曜21:00~)に出演することが10日、明らかになった。ニューヨーク留学からの帰国後、初の連ドラ出演となる。

野村周平=カンテレ提供

福士蒼汰が“最凶”の潜入捜査官を演じる同ドラマ。野村が演じるのは、黒沢(福士)とともに潜入捜査チーム(通称・D班)に所属し、黒沢とぶつかっていくライバル的存在の佐根村将だ。

野村は昨年5月から今年4月まで、アメリカ・ニューヨークに語学留学をしており、「久しぶりにセリフを覚えたり、現場の空気を感じたりして、初心に戻った感覚になりました。僕のことを覚えていてくれて、今回お声がけいただいたということがすごくありがたいですし、その期待に応えるべく頑張らないと、と気が引き締まる思いです」と意気込みをコメント。

また、ドラマの舞台が出身地の神戸ということで、「学生のころ、友達とよく遊んでいた場所やなじみのある風景が撮影現場になっているのがうれしいですね。『あ、ここはあの時に行ったな』と思い出したりしています」と話した。

野村とは、月9ドラマ『恋仲』以来5年ぶりの共演となる福士は「お互い少し大人になった今、また共演できているのがうれしいです。軸の部分は変わらず、安心感や安定感も味わっています。野村くんとは今までは同級生の役で共演してきたので、年齢も立場も違うというのは今回が初めてです。僕に対して敬語を使う役の野村くんは新鮮で、楽しみながら演じています。お互いに成長を重ねた今、今までにない新しいコンビネーションを見せられたらうれしいです」と意欲を見せる。

ほかにも、D班の班長・伊達直哉役で安藤政信、兵庫県警本部長でありながらD班を極秘に結集させ、影でD班を操る阿久津洋子役でりょうの出演が決定。

安藤は「変わり者が集まったチームの班長ということで、とにかく強くいるということ、どんなことでもぶれないということ。さらに、人間らしく温かさを持ち続けたいなと思っています」、りょうは「自分の武器をすべて使う、という意味で、女性であることも武器にしていると感じ、衣装さんとも相談して柔らかい素材だったり、レースを入れてみたり、フェミニンな要素も入れてみました」と役づくりへのこだわりを語った。

追加キャストの発表に加え、15秒の特報映像も公開。悪の組織に潜入し、どんな手段を使ってでも闇の根源を駆逐するという凶悪性を持つ福士演じる黒沢の表情や、アクションサスペンスとして疾走感満載の映像となっている。福士は、役作りにあたり「兵悟の中にある“闇”をどう表現するか考えながら撮影に臨んでいます。潜入捜査官なので、いろんなキャラクターを演じる感覚でお芝居をしています」と話している。

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