俳優の福士蒼汰が、9月スタートのカンテレ・フジテレビ系ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』(毎週火曜21:00~ ※全5話)に主演することが29日、分かった。

福士蒼汰

このドラマは、コミック雑誌『グランドジャンプ』で連載していた人気漫画『DIVER-組対潜入班-』(作・大沢俊太郎)が原作。福士が演じる主人公・黒沢兵悟は、10代の頃は窃盗や暴力事件の常習犯だったが、警察も手を焼くほどの巧妙な手口を考え出す異常に高いIQ、判断力、身体能力が認められ、秘密裏に結成された「潜入捜査官チーム」(通称“D班”)の一員になるという役柄だ。

その仕事は暴力団や詐欺集団など“悪の組織に潜入して情報や証拠をつかみに行く”という、ともすれば命を落としかねない特殊捜査。しかし兵悟は、そんな危険も顧みず、悪の根源を駆逐するためには手段を選ばず、時に暴力的に、時に冷徹に、犯罪者に立ち向かっていく。

福士は、兵悟という役について、「ダークヒーローを演じるのは初めてです。兵悟には“漆黒”のような闇のイメージを強く感じています。ただの黒ではない“漆のような黒”、そして“憂い”を持っている。その闇の深さを、ご覧いただいた方にも感じていただけたらと思います」とコメント。

原作を読んで、「兵悟の見事な潜入捜査に、自分自身もまんまとだまされてしまいました(笑)。D班もとても魅力的なチームで『こんな組織も実はあるのかな…』と、想像が膨らみました」と感想を語る。

また、凶悪性を秘め、手段を選ばず悪を駆逐する兵悟について「一見、兵悟自身も悪に見えるのですが、そこには“必ず悪を倒す”という信念があります。人間の常識や建前を覆していく男ですね」と分析し、その役作りに挑んでいるようだ。

「潜入捜査」とは、確実な情報や証拠をつかむため、警察官であることはもちろん、自身の身元を隠して架空の人物になりきり、捜査対象組織の一員になる秘密捜査のこと。暴力団や特殊詐欺グループなど、悪の組織に潜入し、主犯格を追い詰めていくのがD班のミッションだ。

福士は「潜入捜査のたびに、兵悟ではない別の誰かを演じられると思うと楽しみです。ある種コスプレのように、それぞれになりきって楽しんでできたらいいなと思います」と語る。「仲間と一緒になって悪に向かっていく、という部分とともに、兵悟は潜入捜査官として優秀でありながら、さらに裏の顔がある。チームの中にいても、心の中に溶かし切れない氷を持っている。その氷ってマイナス何度なんだろう、どうなっていくんだろう、という気持ちで最後まで見ていただけるとうれしいです」と呼びかけた。

カーチェイスやアクションシーンも見どころのひとつ。福士は『仮面ライダーフォーゼ』をはじめ、映画『無限の住人』『ザ・ファブル』など、本格アクション作品にも数多く出演しており、今作についても「潜入捜査だからこそお見せできるアクションがあるだろうなと思っています。兵悟としてだけでなく、潜入捜査のために偽るキャラクターとしてのアクションもあるので、さまざまな色を見せていきたいです。演出チームとも相談しながら作りあげていきたいです」と意気込みを見せる。

撮影は、兵庫・大阪を中心に、すべて関西で実施。クランクインを前に、福士は「重厚感、そして、組織の仲間・チームワークで悪に立ち向かっていく爽快感を楽しんでいただける作品に仕上げられるよう頑張ります。ぜひたくさんの方にご覧いただきたいです」とメッセージを寄せた。