日本テレビ系大型特番『24時間テレビ43』(8月22日18:30~23日20:54)で、3月に亡くなった志村けんさんの物語が放送されることが25日、明らかになった。メインパーソナリティーのジャニーズWEST・重岡大毅が、志村さんを長年近くで見てきたテレビディレクター役を演じる。
メイン会場の両国国技館は無観客で対面募金を行わず、公道でのチャリティーマラソンを中止するなど、“新しい日常での1回目”というコンセプトで放送される今年の『24時間テレビ』。
例年「スペシャルドラマ」を放送してきたが、今年は「スペシャルヒューマンストーリー」として、テレビでは見せない思いを抱えていた志村さんの物語『誰も知らない志村けん ―残してくれた最後のメッセージ―』(8月22日21:00頃~)を制作する。
ドキュメント映像とドラマ、そして志村けんさんが愛した音楽を通して描く今作。重岡は、『天才!志村どうぶつ園』(毎週土曜19:00~)を始める時から、志村さんとずっと共に歩んできたディレクターを演じる。
今回のオファーに「『とにかく頑張るぞ!』という気持ちと、『焦ったらアカン』という気持ちで揺れ動く、大変不思議な感覚になりました」という重岡。
「僕にとって志村さんは、老若男女から愛されるお茶の間の人気者で、『テレビつけたら、いつもいる』という、ものすごく温かいイメージがあります。今回、志村さんに触れさせていただく中で、『職人』だったり、『責任を背負い仕事を頑張る大人ってどういうことなのか?』を学ぶことができたらうれしいです」と語る。
また、「ドラマとドキュメントと歌が融合する新たな試みでもあり、いろんな人に話を伺いながら、相談しながら、『ワンチーム』で動いていきたいです。僕なりのメッセージを届けられるよう、精いっぱい頑張ります」と意気込んでいる。