モデルで女優の朝比奈彩が、23日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長2020』(毎週木曜20:00~)の第11話に出演する。

  • 朝比奈彩 -テレビ朝日提供

刑事ドラマ初出演となる朝比奈は、元ヤンキーで傷害致死事件を起こしたことがあり、3歳の息子がいる食堂従業員・鷺沢麻知子を演じる。

捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)たちが挑むのは、“アンパンまみれの遺体が見つかった”事件。被害者は移動販売ベーカリーの店主で、遺体の周囲にはアンパンの包みが散乱していた。まもなくアンパンのひとつから、朝比奈演じる鷺沢の指紋が見つかる…。

朝比奈は「刑事ドラマってもっと硬いイメージがありますが、この『捜査一課長』には“クスッ!”と笑える要素がたくさんあることが長年、愛されてきた理由なんだ! と思いました」と感想をコメント。

自身が演じた役どころについては、「やはりいちばん難しかったのは、3歳の子どもがいるところですね。私には出産や子育ての経験がないのですが、自分の子どもを愛する気持ちは、想像よりももっと大きなものなんだろうな、とすごく感じました」といい、「今の私にできるのは少しでも多くの感情を取り入れることだったので、地元の友人で出産経験がある子や母にも話を聞きながら少しずつイメージしていきました」と明かした。

また、「『アウェーじゃないかな?』と思っていましたが、 クランクインした日から気さくにお話ししていただき、まったく緊張しなかったです(笑)」と笑顔を見せ、「撮影がはじまるとみなさんの空気が“パキッ”と変わって、カットがかかるとすぐに日常会話に戻っていました! 現場にいる演者さんやスタッフさんも楽しそうで、それを見ていてとても温かい気持ちになりました」と、撮影現場の様子を報告。

「私が演じた鷺沢麻知子のストーリーにも注目していただけたらな、と思います。特に、彼女が子どもとからむシーンは、注目してほしいです! 麻知子には麻知子の“幸せ”があるのですが、それがとってもとっても切なくて…。彼女がそれを選ばざるを得なかった状況も合わせて見ていただきたいです」と呼びかけている。