俳優の綾野剛と俳優で音楽家の星野源がW主演を務めるTBS系金曜ドラマ『MIU404』(毎週金曜22:00~)の第5話(24日放送)に、小日向文世と渡辺大知がゲスト出演することが決定した。

  • 伊吹藍役の綾野剛、蒲郡慈生役の小日向文世

ミュージシャンとして活躍し、俳優としても数多くの作品に出演している渡辺が演じるのは、外国人留学生を受け入れている日本語学校の事務員・水森祥二朗(みずもり・しょうじろう)。

第5話では、日本人店員を狙ったコンビニ強盗が同時刻に複数の店舗で発生する。その共犯の疑いをかけられたのは、自身もコンビニで働いているベトナムからの留学生、チャン・スァン・マイ(以下:マイ)。外国人というだけで疑われるマイを、伊吹(綾野)と志摩(星野)はボディーガードという体で見張ることに。見張り捜査を進める中で、マイが日本語学校に通っていることが分かり、二人は学校を訪ね事務員の水森から話を聞く。そこで外国人留学生の現実を知ることになり・・・。

マイを演じるのは女優・フォンチー。彼女自身もマイと同じくベトナム人だ。日本に夢を抱いてやってきた留学生役を体当たりで演じる。そして渡辺演じる水森は物語にどう関わっていくのか。外国人留学生と今の日本の実態について深く踏み込んでいく第5話のタイトルは「夢の島」。このタイトルに隠されたメッセージとは?

今回の出演に関して渡辺は「綾野剛さん、星野源さんというありそうでなかったバディものにワクワクしました。メッセージ性の強いストーリーですが、個性的なキャラクターの方々が、時には笑いも交えつつ本気でぶつかり合っているところがキラキラしていて魅力的だと思いました。今回出演する5話は、いろんな立場の人物がそれぞれの場所で懸命に生きている姿が描かれているところが見どころだと思います。自分もこのドラマを通して生きることについて考えるきっかけにしたいと思いました」と語っている。

そして、演じる役によって全く違う顔を見せ、見る人を魅了する小日向が本作で演じるのは、綾野演じる伊吹の師匠・蒲郡慈生(がまごおり・しげお)。第2話で伊吹が志摩に「一人だけ信じてくれる人がいたんだ・・・」と語っていたが、その人物こそが蒲郡で、伊吹にとっての師匠であり恩人である。そんな蒲郡だが、現在は刑事を引退し市営の外国人支援センターで働いている。伊吹が「ガマさん」と呼び信頼を寄せている蒲郡との関係に要注目だ。また、小日向は綾野が共演を熱望した俳優。今回念願が叶った綾野は、撮影時には緊張しながらも少年のような笑顔を浮かべ、恩師への愛情あふれるシーンになった。

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