京成電鉄は、昨年10月から運行開始した新形式車両3100形を新たに2編成(3153編成・3154編成、ともに8両編成)新造し、営業運転を順次開始する。

  • 京成電鉄の新形式車両3100形

新形式車両3100形は、京成グループ標準車両として、「受け継ぐ伝統と新たな価値の創造」をコンセプトに設計。外観デザインに成田スカイアクセスの案内カラーであるオレンジを取り入れたほか、飛行機や沿線各所のイメージイラストを車体に描いた。

車内設備に関して、座席の一部をスーツケース置場としても利用できるように折畳み式とし、フリースペースやプラズマクラスターイオン発生装置、LCD(液晶)車内案内表示器、防犯カメラなどを設置。快適で安全な車内環境を提供している。

  • スーツケース置場

  • LCD(液晶)車内案内表示器・防犯カメラ

新造された2編成のうち、3154編成は7月11日から営業運転を開始しており、3153編成も7月18日から営業運転を開始する予定。3100形は合計4編成となり、すべてアクセス特急として運用される。