6月に夏のボーナスが支給された、という方は多いのではないでしょうか。そこでマイナビニュースでは年代別の支給額とその使い道を調査! まずは40代のサラリーマン501人に聞きました。

  • 40代のサラリーマンに聞いた「夏のボーナス支給額」、使い道で最も多かったのは?

Q.あなたの会社にボーナス制度はありますか?

「はい」(82.4%)
「いいえ」(17.6%)

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)今年の夏のボーナスは支給されましたか?

「はい」(64.2%)
「いいえ」(35.8%)

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)支給額はいくらでしたか?

  • 夏のボーナス支給額は?

「20万円以上~40万円未満」(22.6%)
「20万円未満」(19.2%)
「40万円以上~60万円未満」(17.7%)
「60万円以上~80万円未満」(12.8%)
「わからない」(9.1%)
「80万円以上~100万円未満」(6.4%)
「100万円以上~120万円未満」(4.9%)
「120万円以上~140万円未満」(2.3%)
「200万円以上」(2.3%)
「140万円以上~160万円未満」(1.1%)
「160万円以上~180万円未満」(1.1%)
「180万円以上~200万円未満」(0.4%)

Q.今年の夏のボーナスは昨年と比べて増えましたか? 減りましたか?

「増えた」(18.1%)
「減った」(41.9%)
「変わらなかった」(40.0%)

Q.今年の夏のボーナスは何に使いましたか、もしくは使う予定ですか?

  • 今年の夏のボーナスは何に使いましたか、もしくは使う予定ですか?

1位「預貯金」(50.6%)
2位「生活費の補填」(27.9%)
3位「趣味・娯楽費」(22.6%)
4位「税金の支払い」(17.4%)
5位「レジャー費」(14.7%)
5位「外食費」(14.7%)
5位「ローンや借金の返済」(14.7%)
8位「日用品費」(13.6%)
9位「現在のところは未定」(13.2%)
10位「衣料品・装飾品の購入」(11.3%)
11位「教育費」(10.9%)
12位「金融商品の購入(投資・資産運用など)」(10.2%)
12位「車両・バイク関連費」(10.2%)
14位「医療費」(6.0%)
15位「美容費」(3.8%)
16位「習い事・自己啓発費」(3.4%)
17位「その他」(1.9%)

・「子どもの教育費と税金の支払い」(43歳男性/ソフトウェア・情報処理/401万円〜600万円)

・「来年の固定資産税の支払い用に貯金」(46歳男性/医療・福祉・介護サービス/401万円〜600万円)

・「社会不安からいざという時の為の貯蓄に回します」(48歳男性/百貨店/401万円〜600万円)

・「米国株、ETF購入」(45歳男性/ソフトウェア・情報処理/401万円〜600万円)

・「旅行と毎月の補てんにします」(46歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/601万円〜800万円)

・「子供の将来の学費、ピアノ代。家族の老後資金の為の貯金」(43歳男性/輸送用機器(自動車含む)/601万円〜800万円)

・「収益が激減している貯金がメインだが,家族旅行はしたいと考えている。しかしコロナの影響で中止になる可能性もある」(42歳男性/教育/601万円〜800万円)

・「税金/子供の学費/住宅ローン」(47歳男性/精密機器/601万円〜800万円)

・「欲しかった本をまとめ買いする」(43歳男性/輸送用機器(自動車含む)/401万円〜600万円)

・「将来のために、ボーナスはすべて貯金することにしました」(40歳男性/教育/401万円〜600万円)

・「とりあえず貯金にまわす。あと10年後くらいには、夫も私も退職して地方に移住して一軒家を購入することを考えており、それに向けた貯金である」(49歳女性/教育/1000万円以上)

・「これから先コロナによる影響も色々ありそうなので貯蓄、生活費にあてます」(40歳女性/400万円以下)

・「新作Blu-ray、ミラーレスカメラの購入と外貨建て金融商品への投資。残りは緊急時対応の預金とメイン口座へと分けて貯蓄する」(43歳男性/専門商社/401万円〜600万円)

・「学校が休みで家にいることが多かったので、食料品にこれまで昨年より多く支出していたこともあり、その埋め合わせとしての備蓄用のレトルト、米、水。また教育の遅れを感じているので図書など勉強用品。残りは銀行に貯金」(30歳男性/教育/801万円〜1000万円)

・「美容院やマッサージ等、自分の美容や身体のケアに使いたい」(43歳女性/アウトソーシング/601万円〜800万円)

・「今年は、マスク、消毒液、衛生用品に少しお金がかかってしまっていた。また、普段買っているものも安売りでかっていたところが、安売りしなくなったり、見つけたときに多少たかくても買っておかないと手に入らないことが多かったのでつい買ってしまって、生活費がいつも以上にかかってしまったのでその補填としてつかった」(46歳女性/コンピューター機器/400万円以下)

・「嫁の生命保険と自動車税、カードの支払いに当てて残りは貯金」(41歳男性/医療・福祉・介護サービス/401万円〜600万円)

・「今年はボーナスがかなり少ないので、生活費以外は無駄遣いしないようにしてます」(48歳男性/物流・倉庫/400万円以下)

・「まずは生活費としての補充。現在は増税等の影響もあって大変なので。あとは車のローンなどがあるので、それの返済。あとは余れば預貯金に回す」(40歳男性/その他/400万円以下)

・「税金の支払いや食費などでほとんど消えてしまいます」(46歳女性/ソフトウェア・情報処理/400万円以下)

■総評

調査の結果、ボーナス制度があり、なおかつボーナスが支給された人の中で、最も多い支給額は「20万円以上~40万円未満」(22.6%)だった。

また、去年と比較して支給額が「増える予定」と答えた人は18.1%、「減る予定」と答えた人は41.9%、「変わらない予定」と答えた人は40.0%となり、前年同時期と支給予定額が変わらない人が4割となった。

ボーナスの使い道については、半数以上が「預貯金」と回答し、次いで「生活費の補填」(27.9%)、「趣味・娯楽費」(22.6%)、「税金の支払い」(17.4%)、「レジャー費」(14.7%)と続いている。

具体的な使い道の回答例を見てみると、家族持ちが多い40代の特徴なのか、生活費、車や家のローン、固定資産税の支払いなど、家族が生活を送っていくために必要な費用にあてている人が目立つ。

余ったお金は貯金をしたり、レジャー費に使ったりという声が寄せられる一方「コロナの影響で、予定はしているが、実際に旅行ができるかどうかは分からない」という人もいた。

同調査で、ボーナス額のコロナの影響を尋ねたところ、「影響が感じられる」と答えた人は49.6%と約半数にのぼった。実際にボーナス額が減った人も41.9%となっており、コロナの影響による厳しい家計状況は続きそうだ。

調査時期: 2020年7月2日
調査対象: マイナビニュース会員(40代の会社員)
調査数: 501人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません