“子どもを捨てた親”と“親に捨てられた子ども”が長年胸の内にため込んだ親と子の空白の時を埋めるフジテレビ系ドキュメンタリー特番『もう一度、家族になりたい!』が、28日(20:00~21:54)に放送される。

  • (左から)亜生、昂生、SHELLY=フジテレビ提供

過去に何らかの理由があり離ればなれになってしまった親子が再び家族になれるのか…。番組では、当時暮らした場所を訪ねたり、知人をたどって情報収集したり、SNSなども駆使して、生き別れた親子を本人とともに大捜索する。

1つ目の依頼は、生まれてから一度も会ったことのない、顔も名前も知らない父親に会いたいという副島淳。俳優や情報番組のリポーターなど幅広く活躍し、今でこそ明るいキャラクターで知られているが、幼少期はアメリカ人の父親から受け継いだルックスが原因となり、壮絶なイジメを受けていた。

父親を恨んでさえいたという副島が、自分のルーツを知るべく捜索を開始すると、早々に父親が日本で芸能活動をしていたことを知る。その情報を頼りに、さらに調査を進めていくと、副島がある有名人と血のつながりがあるかもしれないと判明。スタジオで明かされる、まさかの血縁関係に副島は涙する…。

2つ目の依頼は、生後4カ月で育児放棄され、施設で育った20代の女性が生き別れた母親に会いたいというもの。父親は時々、施設に会いに来てくれたというが、なぜか一緒に暮らすことを拒否し続けている。その父親とともに母親を探すこととなるのだが、父親が長年秘密にしていたあることをきっかけに思わぬ臆測が飛び交う。

3つ目の依頼は、28年前に息子を置き去りにして家を飛び出した母親。息子の今の手がかりは、名前とかつて一緒に暮らしていた家の場所のみ。かつて息子と暮らしていた土地を訪ねると脳裏にさまざまな思い出がよみがえる。その土地で聞き込みを進めるとあることが判明する。

番組のMCを務めるのは、昨年シングルマザーとして新たな道を歩み始めたSHELLYと、お笑いコンビのミキ。

収録を終えたSHELLYは「とにかく本当に面白かったです! 収録する前に想像していたことを、はるかに超える内容がありました。驚きのシーンもたくさんありますが、この人が怪しいとかを勝手に推理するのも楽しかったのです。家で家族と一緒に見るとすごく盛り上がると思います!」、ミキの亜生は「めちゃくちゃ面白かったです! こんなにワクワク、ドキドキ、感動の全部がある番組は初めてでした」、昂生は「最初の副島さんの話は信じられなかったです(笑)。スタッフさん全員を疑ってしまうくらいの感動がありました」と語っている。

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