JR北海道釧路支社は23日、「くしろ湿原ノロッコ号」車掌の制服を今年度からリニューアルすると発表した。

  • 「くしろ湿原ノロッコ号」は昨年、運行開始30周年を迎えた

「くしろ湿原ノロッコ号」は昨年、運行開始30周年を迎えるとともに、累計乗車人数200万人を達成した。31年目を迎えるにあたり、観光ガイドとして「くしろ湿原ノロッコ号」に乗務するほか、ボールペン画家として観光マップの制作などを手がける原田カーナ氏デザインによる車掌制服を新たに採用した。

新制服は「くしろ湿原ノロッコ号」の外観をイメージした緑色で、釧路湿原のタンチョウと釧路の夕陽をイメージしたモチーフを背中や袖口などにデザインした。今年度の運行終了まで着用する。

  • 車掌新制服イメージ

  • 7月18日に配布する記念乗車証明書イメージ

7月18日の運行初日には、ラムサール条約登録40周年を記念する特別なヘッドマークを掲出して運行。車内では、釧路市音別町特産のフキの皮を原料とした和紙「富貴紙」で作成した記念乗車証明書を配付する。