京浜急行電鉄は22日、朝ラッシュピーク時間帯“後”の混雑緩和を行うことにより、オフピーク乗車を促進するため、7月20日から平日ダイヤの一部を変更すると発表した。

  • 駅での増結(始発の空車)

7月20日に実施される平日ダイヤの一部変更では、朝ラッシュピーク時間帯の後に運転される快特のうち、三崎口駅8時32分発・金沢文庫駅9時5分発・品川駅9時41分着・京成高砂駅10時20分着の列車と、押上駅9時34分発・品川駅10時2分発・金沢文庫駅10時39分着・三崎口駅11時13分着の列車の上下各1本について、品川~金沢文庫間で現行の8両編成から12両編成に車両数を増やし、混雑緩和を図るという。

京急電鉄は新型コロナウイルス感染症への予防策として、「鉄軌道事業における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン」に則り、利用者にラッシュ時間帯を避けたオフピーク乗車への協力を呼びかけている。

  • 平日上り列車の運行イメージ図

現在、平日の朝ラッシュ時間帯は平常時の4~5割減となっており、今後も利用者への呼びかけに加え、車庫線でのドア開けや空調装置による換気、電車内や駅設備の定期消毒作業など、新型コロナウイルス感染症予防に努めるとしている。